阿智でアチチ

DPF再生は高速に入って20Kmで終わり、とりあえずノルマ達成。あとは温泉に泊まってのんびりしてこよう。
ということで、昼神温泉に泊まった。いつもは日帰り登山の帰りに「湯ったりーな昼神」に寄るくらいの場所に、泊まりに来るってのもなんだか変な感じなのだが、泊まるとなるといつもの昼神温泉とは違うように思えるのがおかしい。この時季は湯屋権現様がお湯に浸かっているということで、温泉に入る、イコール、神様と同じ湯に浸かるということになって、無病息災のご利益が付いてくるらしい。なんかお得感がある。ちなみに湯屋権現様の入浴期間は十二月一日から三か月間ということで、さすがは神様といいたくなるような長風呂っぷりである。
今日はたまたま信濃比叡広拯院の火渡護摩の日に当たるのを知って、参加してきた。こっちも無病息災が付いてくる。比叡山から来たと思われる山伏装束のお坊さんたちが杉の枝葉を燃やしてそこに護摩木やお札を投げ入れ、火渡りの灰を作るまでが一時間と少し。生で印を結ぶのを見たのってこれが初めてなんじゃないかなあ。その後、まずはお坊さんたちの火渡りがあって、厄年のひと、一般参加者、と続く。並ぶのが遅れてだいぶ後の方になったせいか、熱いは熱いものの、火渡りが終わったらすぐに冷え切った地面を歩くことになるので、一瞬アチッ、でその後はずっと冷たい。用意してあったタオルで足をぬぐって、靴を履いてもまだ冷たい。クルマに戻ってヒーターなあたってようやくひとごこちといった塩梅だった。

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椎田十三「いでおろーぐ! 6」

前の巻で一区切りついたという終わり方だった上に、表紙が生徒会長だから、新章が始まるのとばかり思ったら、今回は短編集。生徒会長だよね、表紙。これは騙されるなという方が無理。
で、短編集の中身なのだけど、全部で四編。ひとつはわりと本編でもありそうな、遊園地で反恋愛活動をするという話。いつの間にか、遊園地デートっぽい雰囲気になってしまうのも、いつもどおり。ほかの三編は、いかにも短編集でありそうなネタ。ありきたりだけど、鉄板ネタなので作者の力量が見えてしまう。この作者の場合はよくもなく悪くもなくといったところ。リレー小説みたいにキャラ立てが効く話は、それなりにおもしろい。女児がらみの二編はその点ちょっと苦しいかなあ。ネタ的に文章が硬くなりがちだし。女児がからむと、主人公のひとり相撲になりがち、ってのもつらいところ。

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学戦都市アスタリスク 2nd SEASON

2016年4月期のアニメの感想。五本目は「学戦都市アスタリスク 2nd SEASON」。
第一期が面白かったので、期待して見始めたのだけれど、思ったほどのことはなかったような。第一期は主人公側に焦点を当てた話が多かったような憶えなんだけど、第二期は主人公たちの存在感が希薄に感じる。時間的には、主人公側の描写は多いものの、あまり大きな変化は感じられず、第一期の延長で何かやっているっていう感じ。クローディアの出番が少なかったのもマイナスポイントかな。その分、敵側のキャラが立っていて、そっちは面白かった。登場する時間はパペットのコンビが長くて、それはそれでよかったけれど、要所要所にちょいちょい顔を出すタイラントが気になって仕方がない。いったい何を企んでいるのやら。オーフェリアのこともあるし、第三期があるんなら、このあたりがメインになりそう。あるんだよね、第三期。

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ジョーカー・ゲーム

2016年4月期のアニメの感想。四本目は「ジョーカー・ゲーム」。
まったく何も知らずに見始めて、絵柄とか登場人物からすると女性向けのお話なんかなあと思ったのだが、そんなことは全然なくて、スパイ・ミステリとでもいうんかね、これ。要するにスパイやスパイ行為をネタにしたミステリだね。あんまり馴染みがないジャンルだけど、おもしろかった。結城中佐が格好いいのはもちろんのこととして、彼が設立した「D機関」の面々が困難な任務を様々な方法で遂行していく様子が、見ていて飽きない。そういう手で行くか~、とか、それはちょっと無理筋だろうとか思うものもあったけど、どちらにしても楽しめた。
いやあ、絵柄だけ見てパスしなくてよかったわ。

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渡航「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。 12」

なんかひさしぶりに出てるなあと思いつつ、しばらく放置。こういうのって、あまり間が空いちゃうと、すぐに読もうっていう気がなくなっちゃうんだよね。テンポが大事というか。そんな感じで、まあいいかなあと思いながらも、やっぱり気になるので読み始めた。読み始めてみると、あんまりブランクを感じさせない。本人が思っているほど、主人公が考えたりやっていることはあまり変わらないような印象なんだけど、奉仕部の活動がどうやら終焉に向かっているようなので、主人公が話を動かすきっかけは失われているように見える。ところがどっこい。って、ところまでがこの巻のお話。次の巻で、どんな働きを見せてくれるかが見もの。

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コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG

2016年4月期のアニメの感想。三本目は「コンクリート・レボルティオ〜超人幻想〜THE LAST SONG」。
「コンクリートレボルティオ」の第二期やね。時代的には一期よりも少し進んで、いくらか身近に感じる事件とリンクするような出来事もある。ただ、お話としてのおもしろさは一期の方がよかったかな。あっちのほうがまだ単純だしね。二期は爾朗が悩んでいることも多いってのもあるけど、あまり主役っぽい立ち位置じゃなくなって、だれに焦点をあててみたらいいのかよくわからない状態になってしまった。群像劇化してるといってもいいのかな。もちろんそういうのが好きという意見もあるだろうけど、この作品に関していえば、主役らしいキャラクターが付与されてるのって爾朗くらいだから、平均しちゃうとキャラが弱くなってしまった印象。あ、みんな大人になっちゃった、ってのもそういうふうに感じる原因なのかも。

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渡辺恒彦「理想のヒモ生活 4」

シャロワ・ジルベール双王国から訪れたフランチェスコ王子とボナ王女の話がメインで、間に挟まれる竜討伐の話がサブみたいな構成になっているけれど、今のところ並行に話が進んでいるだけで、このふたつの話がどうからんでくるのかまったく見えない。竜討伐は山狩りをすることになるみたいだから、オペラグラスが役に立つとは思うものの、便利グッズみたいにほいほい渡せるものでもなし。しばらくは、どうなるか期待しながら付き合ってみますか。
王宮側のお話は、意図はわからないものの、フランチェスコ王子から重要な秘密が明かされて、こっちはそのまま今後のストーリのひとつのテーマになりそう。ボナ王女のほうはどうなるんかねえ。主人公と話は合うものの、それ以上の関係にはなりそうもないし。キャラ的にはおもしろいけれど、このままたいした役割も果たさないままフェイドアウトしちゃったりして。

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駱駝 「俺を好きなのはお前だけかよ 3」

高校野球地方大会の時の串揚げ屋の少女ツバキが転校してきて、串揚げ屋が繁盛するためのヒントをくれた主人公に尽くそうとするという導入部から始まって、モブのくせにハーレムルート突入か。みたいな流れになるんだけど、そのモブのくせにっていう主人公の言葉がキーになるお話。読み終わってから思い返すと結構強引な話の作りになっているものの、読んでいるうちはあまりそう感じなかった。作者の筆力が高いのかKONKONがうっかりさんなのかは意見の分かれるところ。ツバキの店でアルバイトするシーンが多いため、パンジーの出番が少なくなってしまっているのが残念なところ。でも、少ない出番でも存在感はあるし、なにより巻末近くでメガネのままでも魅力的に思えるような描写があったことで、彼女のファンとしては満足を覚えざるを得ない。あまり魅力的に描かれると、構内での立ち位置に問題が出てきそうだけどね。

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比嘉智康「キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った」

比嘉智康ひさびさの新刊である。まずは、ちゃんと作家を続けていてくれたのにひと安心。あんまり売れ線っていう作風ではないけれど、結構好きなんだよな。デビュー作の「ギャルゴ!!!!!」は完結したけれど、他はなんか終わったのか終わってないのかよくわからないまま刊行が停まっているから、このままいなくなるんじゃないかと心配していた。
今作はテーマが多重人格者の恋愛モノってことで、どうしたって悲恋に終わるパターンだよなあと思いながら読んだ。テーマがテーマなので、テンション抑え目でいつものようにギャグを畳みかけるようなことはなかったものの、こういうのもいけるじゃん、と認識を新たにした。この手の話をいくつか読んでいれば、たぶん途中でネタはわかってしまうだろうけど、それがわかった上で、日々の生活の描写や語りの積み重ねで十分に感動できる。ひとつ、これは、と思ったのが、はっとりみつるのイラストとの相性の良さ。このコンビはかなりいけるんじゃないか。

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肥前文俊「青雲を駆ける 3」

ナツィオーニから三人の新弟子を受け入れる話。ひとりは、エイジのお世話係として誘惑を繰り返していたカタリーナ、ひとりは領主の息子で乱暴者という噂のダンテ、最後のひとりはエイジに鍛冶勝負で負けた青銅鍛冶の親方レオ。ひと癖もふた癖もありそうな面々をエイジがどう指導していくかっていうのが読みどころのはずなんだけど、読後感としては、こんなもんか、って感じになってしまう。あまりドラマチックな展開はしないで、日常の仕事と指導の積み重ねで何とかしてしまうってのがエイジらしくて、そこには好感を持てるのだが、ドラマを作るには損な主人公だよなあと思わざるを得ない。新弟子三人がいろいろ思うところはありつつも、基本的には鍛冶の仕事を真剣に学ぼうとしているっていうところも大きいんだろうけど。
実はこの作品、刊行がこの巻で止まっているらしい。この巻、あんな終わり方して、それかよ。何とか続きを書いてほしいものだ。

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