かくしごと
2020年4月期のアニメの感想。二本目は「かくしごと」。
一話を見始めたときには鎌倉の家に向かう姫と本編中の姫の見分けがつかずに混乱していた。ただ、鈴木英人風の背景と久米田康治キャラとのマッチングがとてもよくとれていて、うまくやったなあと思うだけだった。ところがエンディングのイントロが流れ出して、あ、そういう話なのか~って。冒頭シーンも不穏な感じあるもんね。ていうかこういうテーマのアニメで「君は天然色」なんて流すのやめてください。泣いてしまいます。そうこうするうちに物語の中盤で犬のロクが登場して、エンディングのラストの絵と見比べてもしかするとハッピーエンドで終わるのかもしれないと希望をつないだりしていた。結果は見てのとおりで、ちゃんとギャグ成分も忘れない納得の締め方。実は久米田康治の作品は床屋さんなんかでちょくちょく拾い読みするぐらいで、ちゃんと通して読んだことなかったんだけど、ギャグマンガでもストーリ性のあるものを描くひとだったのか。
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