不滅のあなたへ
2021年4月期のアニメの感想。二十三本目は「不滅のあなたへ」。
wikiを読んでいてびっくりしたのが週刊少年マガジン連載だったこと。全然そういうイメージじゃないんだけど。マンガ雑誌が減ったせいで他の雑誌に載せるような作風の作品も週刊少年マガジンに載るようになったんだろうか。雑誌って全然買わないし読まなくもなったから全然わかんないや。で、どんな作品かというと「観察者」によって世界に投げ込まれた球が触れ合う動物や人間の死をきっかけにその動物や人間の形態を獲得しつつ世界をさまよう物語。「観察者」は当初観察するだけの存在だったが、敵対する存在ノッカーが現れてからは主人公のもとにしばしば姿を現すようになる。あ、この主人公ってのは最初に投げ込まれた「球」の変化した姿で、フシと呼ばれる。フシが行く先々で出会うひとたちと織りなす物語がこの作品の見どころのひとつなのだが、なんか毎回いいヤツばかり死んじゃうんだよなあ。結果としてフシの獲得する形態はいいひとばかりになってしまうんだけど、そのせいなのかフシは不死の存在であるわりには最後までよわよわだった。その一方でフシに執着する適役ハヤセのしつこさはヤバイ。最終話でいかにも意味ありげな退場の仕方をしたけれど、season2以降でも何らかの形でかかわってくるんだろうなあ。
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