2023年12月3日 継鹿尾山(273m)

Dscf2890紅葉狩りに寂光院に行ったついでに 継鹿尾山に登ってきた。記憶があやふやで断言できないんだけど、新入社員教育で寂光院に行って、半徹夜した後で登らされた山だと思う。今、調べてみたらその研修施設は老朽化のため解体されることになった由。時代の流れを感じてしまう。
寂光院の紅葉は盛りを過ぎた感じで本堂のあたりでは枯れ始めている。駐車場から千体観音堂(写真下)のあたりはまだきれい。千体観音堂から本堂までは320段の石段となっているが、全体に勾配もゆるめでそんなにきつくはない。しかし場所柄、お年寄りも多いからか、以前にはなかったスロープカーという小型のモノレールが設置されている。これに乗るには200円以上の志納が必要らしい。そのうちお世話になることもあるかもしれない。本堂から継鹿尾山までは30分とのことだったので、登ってみることにした。Dscf2894ここまでの石段の様子から考えればたいした道ではないだろうと思っていたのだが、意外なほど登山道っぽい登山道である。ウォーキングシューズではなくトレッキングシューズのほうが登りやすいんじゃないかな。

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2023年11月5日 鳥居峠(1,197m)

P1030923少し趣向を変えて中山道を歩いてみた。ルートは藪原宿→鳥居峠→奈良井宿。藪原駅前に駐車して奈良井宿まで歩き、奈良井駅から電車で帰ってくるという行程になる。藪原宿は古そうな建物が少し残ってはいるものの、わりと普通の田舎の街道といった風情。そこここにある案内にしたがって歩いていくと途中から山道に入っていく。一部、石畳みが残り往時の雰囲気を偲ばせる。とはいえ、本当に昔からの石畳みかどうかはよくしらない。用もないのにこんな手間のかかることをするとは思えないので、当時は交通量が多く重要な街道だったのだろう。山に入るとところどころで紅葉が美しく心が慰められる。昔から中山道を歩いた旅人たちも同じように感じていたのだろうか。P1030934鳥居峠の少し手前の分岐で道を間違えそうになったが、声が上から聞こえてくるのに気が付いて、道を選び直して無事鳥居峠に到着。石碑だけがあるそっけない峠だった。しかもその後少し登ったところが最高点っぽい。峠とは一体。そこから下ったところに休憩所のような建物があり、大勢のハイカーがたむろしていた。そこから奈良井宿まではほぼ一本道。砂利が滑りやすいので注意して下って行った。奈良井宿は古い町並みが残る大きな宿場町だったところで多くの観光客がぶらぶらと歩いていた。
ところでこの中山道を歩くルート、外国人に人気があるようで、出会ったハイカーの8割がたが外国人だった。しかもそのほとんどが白人である。たしかに歩いて楽しいところではあるけれど、なんでそこまで彼らに人気が出たのか謎である。

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秋の日に酔っぱらう

岐阜で秋酒祭(ZIP-FM)というのがやっているので出かけてみた。
会場は金公園。以前通りかかることはあったが記憶とまったく違う。どうやらリニューアルしたらしく何にもない広場みたいな公園になっていた。そこにテントで受付やら酒蔵の出店やら飲食用の立ち席なんかが設置されていて、なかなかにぎわっている。受付でスターターセット(お猪口と会場内で使えるコイン)を入手して、あちこちのお酒を飲み歩く。岐阜の地酒で好きな銘柄はあるものの、ほとんどは知らない銘柄。せっかくなので知らないのを飲もうとしたものの、知っている酒蔵の知らない銘柄みたいな微妙なチョイスになりがちなのは小心者故か。そんな中でも完全に初見で好きな酒にも巡り合えた。それほど好みでないものもあったが、秋の風に吹かれながら呑んでいるものだから気分は上々。目に入る光景が酔っ払いがうろうろしている姿ばかりというのはご愛敬。家呑みばかりしがちな毎日だが、たまにはこういうのもいいねえ。

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ん、au pay入れた方がいいのか

『KDDI、Starlinkを活用した「山小屋Wi-Fi」』(PC Watch)。
KDDIが山小屋でStarlinkを使ったWi-Fiを提供するというお話。例によって、トラベルWatchでもなくケータイWatchでもなくPC Watchなのは謎。
サービスの内容はよくわからないけど、普通に街中でWi-Fiにつなげるようなイメージで使えるってことなのかな。いや、実は街中でWi-Fiにつなげるのはセキュリティ面で不安があるのでやったことないんだけどさ。料金はauユーザーは無料。そのほかのユーザーは最大2時間/300円、最大24時間/600円ということなので、auユーザーってのがどの範囲かわからないけど、たぶんPivoとかは外されるんだろうなあ。auユーザーじゃなくても、リーズナブルといえる料金なので使えるとなったら使っちゃうだろうなあ。もっとも、山行中は電池の残りが気になるので、2時間であっても使い切らないと思うけれど。
KDDIのページを見ると、「au PAYの導入を促進」なんてことが書かれていて、au pay使えるようにしておいた方がいいかなあという気にさせられる。あれ。au pay使おうと思ったらその時点で「山小屋Wi-Fi」に接続しなきゃいけないのか。それはそれで困った話のような。実質、auユーザーと山小屋向けのサービスなんかね。

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リハビリ登山 天王山(537m)

新型コロナも5類になったことだし、そろそろ山登りを再開しようとリハビリを始めた。手始めに金華山に3回行ってみてこれぐらいだったら平気かなといった感じだった。その後指に怪我をしたのでしばらく中断。指がいくらかよくなってきたので、美濃の天王山に登ってみた。過去に登った時の感覚では金華山の五割り増しぐらいの体力が要るかなといったレベルの山である。大矢田神社の境内を通ってお参りしてから裏に抜けると登山が始まる。前日に雨でも降ったのか地面が濡れている。岩や木の根が多いので滑らないように細心の注意を払う。指一本具合が悪いだけでも転びそうになった時の対応力が落ちるのは間違いないし、転び方によっては治りかかった指にまたダメージを食らう可能性もある。傍から見てたら何をそんなに怖がっているんだろうと思われるような登り方だっただろう。さいわいといっていいのか、登りの間登山者の姿はひとりも見かけなかった。そんな感じで登っていたので山頂に着いたときには意外なほどの達成感があった。天王山なんて何度も登ってるんだけどなあ。天王山といえば山頂にバラックみたいな小屋が作ってあって永らく親しんでいたのだが、いつの間にか撤去されていた。
Dsc_0044_s 登ってみてどうだったかといえば、筋持久力はけっこう落ちてるように感じた。心肺機能は大丈夫そうだけど、もしかすると血液を送る力が低下しているから筋持久力に影響が出ているのかも。そのあたりはもう何度か登ってみないと何ともいえない。そろそろ高地順応力も確認したいから、今度晴れたら乗鞍あたりに行ってみるのもいいかも。と思っていたけど調べてみたら乗鞍スカイラインは通行止めになっていて今年は復旧できないらしい。あらら。

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RVパークなんてのがあるのか

『日本RV協会、車中泊施設「RVパーク」に5か所を追加認定。24時間トイレ、100V電源、入浴施設近隣など』(デジカメWatch)。
いや、なんでこれがデジカメWatchなんだよ、といつものツッコミを入れてから一読。「車中泊」って書いてあるから一般的な乗用車で車中泊するひとが気兼ねなくクルマを停められる施設なのかなあと思ったのだけれど、どうもキャンピングカーを想定しているような施設らしい。なにせRVパークの要件のひとつが「余裕のある駐車スペース(横4m×縦7m以上推奨)」となっている。これだと普通のクルマで迷い込むと場違い感がすごいような気がする。しかし、真面目な話、普通のクルマ用の車中泊サイトってないのかねえ。たぶん車中泊しているひとの大半は適当な駐車スペースに停めて寝ているんじゃないかと思っているんだけれど、それだとちょっと怖いってのもあるし、少し後ろめたさが残りそうなんだよね。そういうこと考えると、車中泊するくらいなら安いビジネスホテルでいいや、ってなっちゃう。エクストレイル乗っていたときも車中泊はしないまま終わったし。
それはともかくとして、このRVパーク、2023年6月9日時点で351件も認定されているらしい。ユースホステルの数が140程度ってことを思うと、旅行に使うには十分の数だよなあ。場違い上等で普通のクルマで使ってみるのもアリかもしれない。

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e-POWER ROADだって

『日産、「伊勢志摩スカイライン」のネーミングライツ取得 11月8日より「伊勢志摩 e-POWER ROAD」に改称』(Car Watch)。
東海地方の人間にとってツーリング、ドライブ先としてなじみ深い「伊勢志摩スカイライン」が「伊勢志摩 e-POWER ROAD」って名前に変わってしまうという。ショックというほどではないが、ちょっとびっくりした。改称を記念して、12月10日~11日の2日間、通行料が無料になるらしい。あれ、あそこって無料化してなかったっけと一瞬思ったが、よくよく考えたら無料になったのはパールロードの方だった。なんにしても、無料となると混むだろうなあ。わりといつも空いているイメージがあるけど、この日ばかりはダメかもしれん。
しかし、このネーミングライツっていつまでの話なんだろう。日産がいつまでe-POWERを売りにするのか、ってことなんだけど。完全電動化はまだ先としても、ハイブリッドはe-POWERで押し通すつもりなんだろうか。

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賤ヶ岳(421m)

20220504a20220504b20220504cあまり家ばかりにいるのも何だなあということで、賤ケ岳に登ってきた。ルートは余呉湖観光館から江土登山口に入り、山頂まで登って飯浦切通しを余呉湖に下り、余呉湖西岸を経由して余呉湖観光館に戻る、といったもの。思いつきで実行したので、カメラの充電ができていない。Xperia 5 II のカメラの試し撮りができるからちょうどいいか。とかいいつつ、あまりテストになるような写真を撮っていなかったり。
一枚目は賤ケ岳山頂からの余呉湖。何の変哲もない写真である。二枚目は賤ケ岳山頂からの琵琶湖。一昔前のコンデジだったら、手前の「史蹟 賤ケ嶽」の文字がつぶれるか、背景の琵琶湖が飛んでしまったんじゃないかと思う。HDRが効いているってことなんだろう。三枚目は賤ケ岳を下りたところからの余呉湖。これもどうってことない写真だが、けっこう解像感がある。四枚目は余呉湖畔の山側に自生していたサワオグルマという山野草。バックのボケがあまりきれいじゃないものの、それなりにいい感じ。

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写真はすべてGoogleフォトからのダウンロード。リサイズの機能がないみたいだったので、表示されている画面からそのまま保存したんだけど、これだとExifの情報が消えてしまう。もっとちゃんとしたやり方はあるんだろうか。

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養老山(859m)、小倉山(841m)、三方山(730m)

三連休だし一度ぐらいは山に行こうってことで、身近にありながら登ったことのなかった養老山の周回をやってきた。養老の滝の上側の駐車場にクルマを停める。ものすごくひさしぶりなので忘れていたのだけれど、ここの駐車場は普通車1,000円もする。
駐車場の料金所にある簡易版の登山届に記入して出発。登山口は駐車場から少し下った所になる。登山口といってもしばらくは林道。途中で笹が原へとガンガン上る登山道と、アセビ平を経由する比較的なだらかにコースに分かれる。今回はアセビ平経由を登りに使ったのだが、アセビ平まではずっと林道だとは思わなかった。比較的緩やかといってもそこそこ勾配のある林道をただただ登るというのはわりと精神にこたえる。トレーニングだと思わないとやってられない。アセビ平は旧牧場とも書いてあるので広々とした高原的なものを想像していたのだが、こじんまりとした空き地のような場所だった。この程度の広さで牧場をやっていたとは。
ここから先はアップダウンの続く尾根道をたどる。笹が原を抜け最初に到着したのが小倉山。頂上は濃尾平野方向にひらけていて眺めがよい。今日は霞がかかったようなぼんやりとした天気だったが、138タワーから名古屋駅の高層ビル群まで見渡せた。西側には小倉山山頂園地がありこちらも西側の眺めがよい。ベンチや東屋もあるので、いい休憩ポイントだと思う。
小倉山から養老山までは15分くらい。養老山は一等三角点があるだけで、見晴らしも何もないところなので、二回目以降はパスでもよさそう。小倉山に戻ってそこから笹が原へ。ここで三方山方面へ分岐。三方山は下りの登山道からほんの少し外れたところにある小ピークといったところで、ここも濃尾平野方面の眺めがよい。三方山からもとの登山道に戻った後は、ひたすら下るだけ。道が細いので注意が必要。滑落したらヤバそう。下り切ったところで川を渡るのだが、これが養老の滝に続いているのかなあ。よくわからんけど。上流には石積みの堰堤があり、これがデ・レーケによるものらしい。ホントあちこちで仕事してるよなあ、このひと。しかも、現役の構造物が多いこと。
駐車場まで戻った後は、せっかくだからと養老の滝を見物してから帰路に着いた。

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秋葉山本宮に行ってきた

家族が買ったクルマでドライブ第二弾ということで、秋葉山本宮秋葉神社に行ってきた。
秋葉神社といえば、氏神様の裏に分祀されていて毎年お札をいただいているが、本宮を訪ねたことは一度もなかった。特にプランもないらしいので、一度行ってみたかった秋葉山本宮をリクエストした次第である。
行ってみたわかったことは、名前が知られている割には寂れているなあということ。金毘羅さんみたいな規模ではないにしろ、何かしら門前町みたいなものがあると思っていたのだが、何もなかった。この近くでいえば、猿投神社とか本宮山みたいな感じのところだ。参拝客もまばらで、ちょっと拍子抜けしてしまった。祭事があるときや、紅葉の時季にはにぎわうのかなあ。
今回は下社から歩いて上社まで登った。ところどころに常夜灯があったり、建物があったと思われる石垣が残っていて、往時の賑わいを偲ばせるところはあるが、基本的には単調な山道である。参道なので登山というよりはハイキング寄りの道であるが、標高差が600m以上あることもあって、なかなか登り甲斐がある。技術は要らないけれど、体力はある程度ないとキツいと思う。途中、東方向に開けているところがあり、うっすらと富士山が見えたのが収穫かな。そんな参道を上り詰めた先の上社は、金色の鳥居があったり、鉄筋コンクリートの建物が立ち並んでいたりして、いきなり現代に引き戻された感じがして、そのギャップが面白い。何も知らなかったら、どこの新興宗教かと思ってしまうところだった。

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