トロリーバスの後釜はBYDだったか
『立山黒部アルペンルートに導入されたBYDの最新EVバス「K8」を体験』(Car Watch)。
立山黒部アルペンルートには去年のゴールデンウィークに行ってきて、たまたま最後の年だったトロリーバスに乗れて貴重な体験ができたと喜んでいた。トロリーバスはEVバスになるとは聞いていたがそれがBYDだったとはじめて知った。実際のところEVで行くと決めた時点でBYD以外の選択肢はなかったということなのかもしれない。こういう世界的な観光地で国産のバスを走らせられないというのは残念な気持ちになるがこれも時代の流れというもんだろう。大型車両については電池が重くなりすぎるからFCVのほうがいいんじゃないかと考えているが、立山黒部アルペンルートなら電力供給は豊富だけど水素なんて作ってないからEVが合理的である。運行距離の短さを考えればバッテリを小容量なものにして軽量化も望めるんじゃないかなと思ったりもしたけれど、夜中に充電して日中は充電なしで運航しているようだ。まあそのほうが管理は楽だろうね。ところでこの運行区間、最後の写真にあるようになかなか狭いトンネルを対面通行で走っている。すれ違いの際も減速はしないので、車内から対向車線のトロリーバスを見ているとなかかなの迫力だった。EVバスになってもそのあたりは変わらないんだろうなあ。
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