自作レーズンチョコ

レーズンチョコが入手困難だという話を何度か書いた記憶があるが、この前ダイソーで売っているのを見つけた。そのとき、木軸の綿棒が売っていて、感動していっしょに買ってしまった。という話はさておき。いくらか入手性が改善したレーズンチョコだが、味のほうはまったく向上していない。というか、低下の一方である。昔、ローソンがオリジナルブランドで出していたレーズンチョコが一番うまかったなあ。その次が、もう見かけなくなってしまった春日井製菓のレーズンチョコ。これは甘すぎると感じたけれど、まあ許容範囲。これがなくなってからこっち、見つけたら買うようにはしているものの、みんな甘すぎ。世間ではカカオの恵みとか、チョコレート効果みたいなのが流行っているのに、どうしてレーズンチョコは甘すぎるのしか残っていないんだ。これはもう自作するしか。
材料は、森永の純ココアとユニーのオリジナルブランドのレーズン。作り方は説明するほどのことじゃない。ただ、ココアを少量のお湯で溶いてレーズンにからめるだけ。お湯が少し多すぎたのか、あまりうまく固まらなかったけれど、純ココアとレーズンのマッチングはなかなかいい。チョコレート自体の味はあたりまえだが、ココアっぽい。これがたとえば、チョコレート効果の99%みたいな味だったら、もっといけるんじゃないかなあ。作ってくれんかなあ、明治製菓。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

カニ喰った

マルキタでやっていたロッテの日本一記念セールでタラバガニを買ったのが、今日着いた。今回は活カニを頼んだので、戦々恐々。動いているカニをりょうおれるのか。「りょうおる」ってのはたぶん名古屋弁で、意味合いとしては「さばく」に近く、応用範囲がもう少しひろい感じ。ニワトリを絞めるのも「りょうおる」だし、ゴボウのささがけも「りょうおる」だ。
オスとメス各1尾届いて、オスのほうはこと切れていたが、メスはまだ動いている。まずはオスをりょうおって経験を積んだ後、メスに挑戦。動いているヒゲを見ないようにして、下の足を切り離す。するとそれまでぐったりしていたのに、切られた足の付け根が動く。うわぁ。ごめんよお。しかし、ここまで来てしまったからには、もう生き残るすべは残されていないのだ。迷わず成仏してくれ。なんまんだぶ。なんまんだぶ。足をみんな切り取って、甲羅をとりはずしにかかったら、中から内子が出てくる。ああ、なんて罪深いことなのだろうか。
無事りょうおって、内子ともどもおいしくいただいたが、あれだね。こういうことやってると、アイヌがイヨマンテをやる気持ちがわかるね。普段は目が触れないとこで行われているから肉でも魚でも食材としてしか見ていないけれど、ほんとうは食材じゃなくて生き物なんだよなあ。もうすこし感謝しつつ食べるようにしよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)