スーパーカブ50・Final Edition

『ホンダ、「スーパーカブ50」の生産終了 ファイナルエディションを受注期間限定で発売』(Car Watch)。
時代の移り変わりを感じざるを得ない記事。ついにスーパーカブ50も生産終了か~。排ガス規制のこともあるだろうけど、原付市場が壊滅的に縮小したってのも大きいんだろうなあ。バイクブーム以前にバイクに乗り始めたひとの中には親や親戚のスーパーカブが初めてのバイク体験っていうひとも多かったんじゃないかと思う。KONKONはといえば、友人のマメタンが初体験だった。110ccのハンターカブは一時期所有していたことがあり、屋久島ツーリングに行ったのが思い出深い。50ccのカブは郵便局のバイトで乗っていた。乗りやすかったけど、さすがにパワー不足を感じた。田舎なので配達区域までそこそこ遠くてスピードを出したくなる環境だったというのもあるけれど。ただ、雪の日の配達では意外と安定して走ってくれた。自動遠心クラッチって変則時のショックはあるけれど、トラクションへの影響は少ないのかな。それともただ絶対的パワーが低いせいか。思い入れがあるひとなら、このファイナルエディションは記念に買っとけ、みたいなノリで買っちゃうひともいるかもしれない。もしかするとプレミア付くかもしれないし。

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カングーディーゼルのMTモデルは限定車

『ルノー、「カングー」ディーゼル+マニュアルモデルの140台限定車「カングー クルール ディーゼル MT」』(Car Watch)。
カングーのディーゼルMTモデルが限定車として発売された。カングーは熱狂的なファンが多いからすぐに売れきれちゃうんじゃないかと思っていたけれど、どうやら抽選販売となるらしい。価格は399万円ということなので、昨今のクルマの高価格化を考えると安いような気がするけれど、たぶん錯覚だろう。モノとしてまったく異なるが近いエンジンの国産車だとマツダ2 XD SPORT+のMTモデルが245万7400円というのがある。価格で似たようなのを探すとCX-60のディーゼルモデルが同じぐらい。ただし、こっちはMTモデルがない。というようなことを考えちゃうのは、カングーのファンじゃないからということだけのこと。カングーファンでMT好きなら考えるまでもなく買いなんだろう。カングーはちょっと幅が大き過ぎるからNV200にこのディーゼルエンジン積んでくれればいいのになあと思うのも少数派なんだろう。NV200のサイズ感はとてもいいと思うんだけど、いかんせん華がなさすぎる。同じ商用車ベースなのに何なんだろうなあこの差は。フランス本国に行けば、カングーもNV200と同じような目線で見られているんだろうか。

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クロストレックのストロングハイブリッド

『スバル「クロストレック」に4WDのストロングハイブリッドモデル追加! どんなハイブリッドなのかさっそく試乗してきた』(Car Watch)。
以前から発表されていたスバルのフルハイブリッド車、その第一弾となるクロストレックの試乗会に行ってきたという記事。試乗の様子は後半に少しだけ書いてあって、その他はこの車の説明に文字数を割いている。スペックから予想されるとおりパワフルになっていて、エンジンとモーターの協調もよりハイブリッドらしくなっているとのこと。二代目XVの試乗に行ってもうちょっとパワーがあればなあと思って見送った身としては、ようやくパワフルなXV、じゃなくてクロストレックを出してくれたかと感無量である。あれからもう十年になるのか。ずいぶんと待たされたなあ。ちなみに当時試乗に行ったディーラーはなくなってしまっており、仮にこのクロストレックを買うとしたらどこで買ったらいいんだと悩むところである。気になる価格は現行e-BOXERの35万円高あたりになるらしい。この内容で400万円を切ることになるから、かなり価格競争力はあるんじゃないかな。燃費は二割程度よくなっており63リットルに増量された燃料タンクもあわさって航続距離1,200kmと書いてあるから、カタログ燃費は20km/lを少し切るぐらいになるのかな。ハイブリッドとしてはそんなによくないから、そこに期待していたひとにとっては拍子抜けかもしれない。

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ようやくフロンクスの発売が開始された

『スズキ、新型コンパクトSUV「フロンクス」発売 2WDが254万1000円、4WDが273万9000円』(Car Watch)。
7月に国内導入が発表されて以来、情報を小出しにしていたフロンクスだけど、ようやく発売が開始された。記事タイトルにある価格が正式に発表されたのも初めてだと思うけれど、ネットで飛び交っていた情報と違いはない。というか事前予約とかで見積もりを取っていたんだろうから、違わなくって当然か。当初期待されていた価格よりも高いけれど、フル装備のワングレードで内容を考えたらまあこんなものか。パイオニアの9インチナビが標準搭載らしいだから、それ考えたら頑張っているといえるかもしれん。ヤリスクロスはフルハイブリッドがあるからちょっと客層が違ってきそうなので、ライバルとなるのはやっぱりWR-Vかねえ。とはいえデザインの方向性が異なるのであまりこの二車で迷うということはなさそう。まだライズ/ロッキーのほうが競合するかも。ライズの上級グレードに9インチナビを付けるとフロンクスよりも高くなるから、やっぱりフロンクスの値付けは頑張っているのか。と、いつものように価格のことばかり書いてきたけど、フロンクスのスタイリングはクーペSUVとしてとてもうまくまとまっているので、スタイリングにピンときたら買いかも。

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懐かしのランサー

Car Watchには編集後記っていうコラムみたいなものが不定期に掲載されるが、2024年10月11日の編集後記にランサーGSRが載っていたのでつい懐かしくなってしまったので昔話を少し書いておく。KONKONのクルマ趣味の原点がおそらくランサーGSRのプラモデルを作ったことだと思う。サザンクロスラリーのパッケージだったから、調べてみたら1975年アンドリュー・コーワン車がそれにあたりそう。ちなみに特にモータースポーツに興味があったわけでもなく、多くあるクルマのプラモデルのうち何でランサーGSRを選んだかというのはよくわからない。ただ、子供心に格好いいと思っていたのは間違いなくて、そういう意味では少し美的感覚がずれていたんじゃないかと思う。このずれは今にいたるまで残っていて、同じ三菱の中で例を挙げれば、ギャランΛのスタイリングがまったく理解できなくって、世間のほめそやす声を不可解に感じていたなんてことがあった。長じてからはクルマよりもオートバイに興味が移ったため、ギャランVR-4とかランエボの時代はほとんどスルーしてしまい、今から思えばその頃にクルマにお金をかけていればなあと思う。まあ、その分オートバイを楽しんだからよしとしておこう。今でも三菱ファンの気はあるが、初代ランサーみたいに軽量でよく走るっていうイメージのモデルがないんだよなあ。このままだと三菱車を買うことがないまま一生を終えそうだ。

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CX-80の乗り心地は

『マツダ、新型「CX-80」公道初試乗 ロングドライブで感じたパワートレーンで異なる乗り味』(Car Watch)。
本日(2024年10月10日)付で発表、発売が開始されたマツダの新しいフラッグシップCX-80のレビュー記事。CX-60と同じラージプラットフォーム採用ということで、CX-60で指摘された乗り心地のの悪さがどれだけ改善されているかといったところに注目が集まりそう。この記事でもそこにポイントを置いた評価がされていて、結論だけいってしまえば改善されているところはあるものの、まだまだダメっぽいといったところ。2モデル続けてこんなふうだと熟成が足りないのかなんて擁護するのも苦しいような気がする。内外装やパワートレーンに対する評価が高いだけに残念なところだ。ただ、この大きささえ気にならないんだったら、コストパフォーマンスは高いので購入検討するのもあり。というか、FRであることを考えれば世界的にもまれな存在なので、気になる向きは現時点での評価であきらめずに、気長にウォッチして改良を待つだけの価値はあるんじゃないかな。

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セレナにe-4ORCEが追加された

『日産、「セレナ」e-POWER車に4WD設定 「e-4ORCE」搭載で価格361万4600円から』(Car Watch)。
これまでセレナの4WDはガソリン車しかなかったということなのかな。今回、e-POWER車でも4WDが選べるようになったらしい。ポイントはこの4WDが日産の電動4WD制御技術、e-4ORCEを採用したというところ。これまで、e-POWERでe-4ORCEが載っていたのはエクストレイルのみ。ほかの車種に展開しないのは何か理由があるのかと思っていた。その何かが解決できたのか、単純に出し渋っていただけなのかはわからない。ともあれ、これでノートや次期キックスにもe-4ORCEを載せてくるかもしれないと期待できるようになった。気になるのは価格面。セレナのベーシックグレードだとe-POWERのFWDとe-4ORCEの価格差は366,300円とかなり大きい。エクストレイルだと249,700円差。一方、ノートのFWDと4WDの差は281,600円。通常の4WDとe-FORCEのコスト差を見たかったのだけれど、現状の値付けを見ると判断しづらいなあ。なんとなくわかるのは販売時期が新しいほうが価格差が広がっているといったところだろうか。

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ちょっとだけ欲しいひと向けではない

『日産、新型「NV200バネット マイルーム」 コンフォートサスペンションなど採用して価格は464万3100円から』(Car Watch)。
NV200ベースの車中泊仕様車。ちょっとだけいいなと思ったものの、ベース車両+200万円だと思うとさすがに高いなあと思う。ビジネスホテルだったら200泊分だもんなあ。山登りに行くときは前日に登山口近くで車中泊できると便利だろうなあと思うけれど、それにしたって山行計画をやりくりして何とかするということで対応できそうだし。こういうのはちょっといいなと思うひと向けではなくて、積極的に車中泊を活用したいひと向けなんだろうね。
実はこういうのって車中泊に限った話ではない。私事でいえば次はSUVが欲しいと思っているけれど、林道に入るときにはタクシーにするとか決めてしまえば、別にスポーツカーに乗ってもいいんだよなあ。林道の奥にある登山口を目指すことなんて年に何回もあるわけではないし。そこまでスポーツカーに乗りたいわけではないことと、SUVのほうが安いっていうことでSUVを狙ってるわけだけど。どうしても欲しいクルマが出てきたら、林道走るのをあきらめるのが正解かも。

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CL500を選ぶ意味

『ホンダCL500(6MT) 限りなく理想に近い』(webCG)。
CL250のレビュー記事(webCG)を読んだ時にCL500だとどのくらい違うんだろうと思っていたんだけど、すっかり忘れた頃にCL500のレビューが掲載された。読み比べてみると、CL250ではパワー不足を感じるような記述がみられたが、CL500にはそれがない。気になる重量増についてはネガティブな記述はない。もちろん取り回しならそれなりの大変さはあるだろうけど、倒しでもしない限り誤差の範囲内だろう。スクランブラーだからフラットダートぐらい走ってみようという気になりそうなので、そういうシチュエーションだとどうか。軽いCL250のほうが扱いやすそうな気はするけれど、当然ながらそんなことはレビューではやっていない。あとはエンジンの差か。乗ってみたら単気筒と二気筒の差でだいぶフィーリングが違うんじゃないかと思うんだけど、そういうことには触れられていない。ここは書いてくれてもよかったんじゃないかなあ。レビューでわかることは案外少なかった。あとは価格の差と、車検の負担に耐えられそうかどうかっていうところかなあ。

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JeepのコンパクトEV

『ジープ、エントリーモデルの新型EV「アベンジャー」発表会 「リーコン」「ワゴニアS」の導入も予告』(Car Watch)。
Jeepの小型EVの発表会の記事。モデル単独の記事もあるんだけど、スペックが書いていないのでこちらを見たほうがいい。モノとしては先に発表されたFiat 600eのJeep版だと思われる。どちらのモデルもコンパクトでEVとしては軽量。価格も580万円とEVとしてはそんなに高くない。クラスとしてはひとつ上になるbZ4Xのエントリーグレードは550万円なので、この手のクルマを買えるひとにとっては誤差の範囲内なんじゃないかな。しらんけど。さらにいえば、bZ4Xは本当に売っているかどうかもわからない。少なくとも一度も走っているのを見たことがない。アリアならごくまれに見かけるのに。値段のことはともかく、いいと思えるのがサイズ。4,105×1,775×1,595mmというのは、ヤリスクロスとほぼ同サイズ。それでいて最低地上高は200mm確保しているので、林道にも入りやすそう。これくらいのサイズ感の国産車があればいいのに。このクラスの国産SUVは最低地上高が小さいのばかりなんだよなあ。デザインもJeepらしくていい。レネゲードもそうだけどちっちゃいJeepって何か愛嬌があるよね。というわけで、EVにも乗ってみたいというひとでコンパクトSUVがいいっていうんなら、なかなかいい選択肢じゃないだろうか。

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