新型スイフト発表

『スズキ、新型「スイフト」は5ナンバーサイズキープ 価格は172万7000円から』(Car Watch)。
スイフトがモデルチェンジした。スズキのサイトを見るとスイフトスポーツは別建てになっているので、スイフトスポーツがどうなるのかは今のところ分からない。今回のモデルチェンジは「HEARTECT(ハーテクト)」を継続採用しているので基本的な骨格は変わっていない。エンジンが3気筒化されたのが大きな変更となる。先代の4気筒エンジンよりも最高出力が落ちているのがどのくらい影響しているのかが気になるところ。スタイリングはキープコンセプトを続けているものの、このモデルチェンジでの変化は大きめである。ボンネットの合わせ目がデザインに取り入れられていて、それがボディに水平ラインにつながっている。そのせいかキャビンが小さく見える。顔つきはややファニー目に振っていて、女性受けを狙っている気がする。女だからってかわいいものが好きかどうかはわからないけど。リアのドアハンドルが普通の形になったのがうれしい。Cピラー前のドアハンドルって使いにくくて嫌いなんだよね。ほかのポイントはADASの機能向上と電動パーキングブレーキの採用か。このあたりは気にするひとも多いから妥当な進化だろう。ライバルはヤリスってことになるだろうからなかなか大変そう。先代はヴィッツと競合したときにスポーツイメージが強いってのがあったけど、今回のモデルチェンジでヤリスと比較するとスイフトのほうがマイルドに思える。

| | コメント (2)

さすがにこれは高いのでは

『トヨタが「ランドクルーザー“70”」を発売 2015年以来8年ぶりの国内導入』(webCG)。
注目していたランクル70の再再販が決定した。気になるお値段は480万円。って、これ高くないか。ランクル70ってこんな価格帯のクルマだったっけ。前回の再販の価格を調べてみたら360万円なので、120万円の値上がりとなる。まったく同じ仕様ではないが、同じ名前のクルマとしては値上がりすぎのように思う。前回の再販は2014年のことなのでもう9年前になるのか。その頃のほかの国産車っていくらくらいだったんだろう。ということで、同一クラス同一車名のもので比較してみよう。パッと思いつくのはいろいろあるけれど、まったく同じモデルを作り続けているということでRVRを見てみよう。2010年の記事を見るとRVR Gの車両本体価格が244万9650円。現在のRVR Gの価格は269万8300円。こっちはこっちで10年以上たっているわりには意外なくらい上がっていない。主題から外れるけれど、RVRはオリジナルデザインのほうが格好いいなあ。話を戻して。どんな装備が付いているかとか細かいところは見ていないけれど、やっぱりランクル70は高くなりすぎてないか。

| | コメント (2)

高くなってしまったパンダ4×4

『フィアット、現行パンダ最終モデル「パンダクロス4×4」 限定200台の6速MT×4WD仕様』(Car Watch)。
今年はPanda Cross 4×4が限定発売される。去年はなかったような気がするけど、どうだったろう。「TwinAirエンジンの生産が終了したため、この限定車がパンダの最終モデルとなる」とのことで、最後のパンダでもあるらしい。価格はは円安のせいもあってか316万円になってしまった。以前は300万円を大きく割り込んでいたのになあ。さすがにこの値段だと手を出しにくい。ちなみにノーマルのパンダも289万円になっていた。価格差を考えると4×4はお得なのかもしれない。パンダクロスになって派手派手になった外装はそのままだけど、カラーリングのせいでずいぶんと落ち着いた感じになっている。これはいい。これで以前のように260万円ぐらいだったら手を出していたかもしれない。
しかしフィアットはこのクラスの後継車種をどうするつもりなんだろう。まさか500eしか作らないってことはないんだろうけど。

| | コメント (2)

クラウンは去年だったか

『今年の1台を決定する「2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー10ベストカー取材会」開催 12月7日にイヤーカー発表へ』(Car Watch)。
カー・オブ・ザ・イヤーの10ベストカーが発表されていて、それの試乗会が開催されたという記事。実は今年はクラウンだろうと思っていたのだが、クラウンの発売は去年だったらしい。ちなみに去年のカー・オブ・ザ・イヤーは、サクラ / eKクロス EVだった。エポックメイキングという意味では妥当な選考だろう。二位がシビックだったというのがちょっと腑に落ちないけれど。今年の10ベストカーは、スバル クロストレック、トヨタ アルファード/ヴェルファイア、トヨタ プリウス、日産 セレナ、ホンダ ZR-V、三菱 デリカミニ 、アバルト 500e、BMW X1 、マセラティ グレカーレ、フォルクスワーゲン ID.4。本命プリウス、対抗アルファード/ヴェルファイア、穴がデリカミニって感じか。でも、去年シビックが二位になっていることを考えると、ZR-Vも票を伸ばす可能性が高いなあ。外車勢はよくわからん。高騰してからは記事も読まなくなってしまったので。

| | コメント (0)

新型フォレスター公開

『スバルが米国で新型「フォレスター」を世界初公開 定評のある機能性・実用性をさらに向上』(webCG)。
米国でのお話だけど、新型フォレスターが発表されたとのこと。記事の内容からは、目玉となるような新技術とかはなくて、インプレッサやクロストレックのモデルチェンジみたいに全体的なレベルアップが主眼となりそう。そろそろスバルも何か新しいことやってほしい気もするけれど、あまり余裕がないのかねえ。しかし、スタイリングについては大きく変わった。遠目で移ってる写真だとこれまでのフォレスターっぽいなあと思ったんだけど、大きな写真を見ると結構イメージが変わっている。ちょっとフォードっぽく感じられるので、米国人好みのデザインなのかもしれない。スバルにとっては米国市場が一番重要だろうからなあ。一方、サイズについては微増にとどまっているので、国内での取り回しの良さは引き継がれそう。価格は何も書いてないけど、たぶん大きく上がるんだろうなあ。大きな新技術の投入もないんだったら、買えるうちに現行型を狙うってのもありかもしれない。

| | コメント (2)

WR-V? 国内発表

『ホンダが新型コンパクトSUV「WR-V」をオフィシャルサイトで先行公開』(webCG)。
ホンダが新興国向けにWR-VというSUVを作っていることは知っていたので、それが国内向けに発売されるのかと思ったが、知っているクルマとデザインが違うような気がする。調べてみたらこれ、インド生産のELEVATEってヤツだよね。と思ったら、ちゃんと関連記事が出ていた。
それはともかくこの国内向けWR-Vだけど、記事を読む限りヴェゼルとほぼ同じサイズで安いのが売りのようだ。安いといっても200万円台なので、カローラクロスのガソリンモデルと競合することになるのではないか。別記事ではロッキー/ライズと比べて「高価だが、かわりにエンジンがより余裕のある1.5リッターで、車体サイズも1~2クラス大きい」と書かれているが、カローラクロスのほうが大きくてエンジンは2リッターなんだよな。こういうホンダの思惑が通じるとは思えないな。また、ヴェゼルよりもアウトドアイメージが強いスタイリングにもかかわらず、4WDモデルが用意されていないのはミスマッチを感じる。たぶん、ELEVATEがFWDしかないからなんだろうけど。

| | コメント (2)

パワートレーンは肩透かし

『レクサス、次世代モデル新型「LBX」 “唯一無二”の1台を選べるカスタマイズモデル“Bespoke Build”100台を抽選販売』(Car Watch)。
発表時にいろいろ期待していたLBXが発売されることになった。価格は2WDモデルが460万円、4WDモデルが486万円と、期待していたよりも50万円ぐらい高い。パワートレーンは、フロントモーター69kW(94PS)/185Nm(18.9kgfm)、リアモーターは5kW(6PS)、52Nm(5.3kgfm)ということでヤリスクロスに少し色を付けた程度。カローラクロスの4WDが高出力のリヤモーターを積んでいることを考えると商品性に疑問を感じてしまう。ヤリスクロスのマイナーチェンジも噂されているけど、LBX以上にはなりえないと考えるとこちらも期待できなさそう。期待よりも価格が高く出力が低いという残念な結果になってしまったけれど、一般的には売れるんだろうなあ。プレミアムコンパクトのSUVって国産では存在しないし、格好いいからね。東京オートサロン2024でハイパフォーマンスモデルが出展されるらしいのでそっちには期待したいけど、仮にそれが市販されるとしてもプラス100万円ぐらいにはなっちゃうんだろうなあ。

| | コメント (2)

トライアンフも来た

『トライアンフが「スピード400/スクランブラー400 X」の価格を発表』(webCG)。
中免ハーレーダビッドソンの次は中免トライアンフが来た。スピード400とスクランブラー400X。こちらの価格もそれぞれ69万9000円、78万9000円となかなかリーズナブル。X350/500と異なりおそらくはタイ製だろうと思われるが、記事からはわからない(インドのバジャジ製との指摘をいただきました)。トライアンフについてはそんなに詳しくないので見当はずれかもしれないが、ネーミング的には大昔のスピードツインの系譜っていう意図なんだろか。スタイリングは特にスピードツインっぽいとは思わないけど。というか古いトライアンフって直立したパラレルツインエンジンのイメージが強すぎるんだよね。この400/400Xのスタイリングはトライアンフどうこうよりも普遍的なトラディショナルさを感じる。トライアンフのサイトを見たらMODERN CLASSICSというカテゴリにされてたから、そういうものなのかもしれない。気になるのは価格差。スクランブラー400Xに差額分の特殊化が施されているかどうか。オフロードをガンガン走ることができるような仕上がりになっているのなら、なかなかいいんじゃないかと思う。

| | コメント (2)

X350は69万9800円

『ハーレーダビッドソン、「X350」「X500」Xシリーズ2モデル発表 中免で乗れる「X350」は69万9800円』(Car Watch)。
Xシリーズの価格が発表された。X350が69万9800円、X500が83万9800円とのこと。以前88万3000円なら過去のXL883を連想させて話題になるのではないかと書いたが、それよりもずいぶんと安価になった。教えていただいたことによるとXシリーズは中国製なので、そのためこの価格で販売できるのではないかと思われる。ちなみにハーレーダビッドソンの中文サイトを見るとX350は33,388人民元、X500は44,388人民元となっている。
しかしこの値段で売られると国産メーカーはもちろん、ロイヤルエンフィールドあたりにも影響が出そうだな。ざっと競合しそうなモデルを書き出すと、GB350が561,000円、Rebel 500が836,000円、ELIMINATORが759,000円、METEOR 350が710,600円となっている。試乗記事はこれから出てくると思うけれど、それを待つまでもなくハーレーのネームバリューとそれっぽいスタイリングというだけで飛びついてしまうひとも出てきそうだ。中国産というと四輪EVの脅威が語られることが多いけれど、意外と二輪の方が日本市場に入り込みやすかったりして。

| | コメント (3)

カローラクロスがようやくマイナーチェンジ

『トヨタ、「カローラクロス」一部改良 ハイブリッド車は電動モジュールを刷新、ガソリン車は2.0リッター化』(Car Watch)。
カローラのマイナーチェンジから一年ぐらい遅れたのかな、ようやくカローラクロスもマイナーチェンジを受けた。価格は 218万4000円~345万9000円とあるから、ざっと20~30万円アップか。昨今は自動車の値上がりが頻繁に発表されていることもあり、改良された内容からいえば意外と抑えたなあという印象。改良の目玉はパワートレーンの刷新。ガソリン車がカローラスポーツと同じ2.0リッターダイナミックフォースエンジン、ハイブリッド車がカローラツーリングと同じ1.8リッターの新ハイブリッドシステム。カローラと同じになっただけなのであまり新鮮味はないけれど、特にe-Fourの新ハイブリッドシステム化は待ち望んでいたひとも多いんじゃないかな。もっとも、RAV4みたいなドライブモードごとの制御があるわけではないので、走破性に過度の期待は禁物だろうけど。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧