怪物事変
2021年1月期のアニメの感想。ニ十七本目は「怪物事変」。
怪物と書いて「けもの」と読ませる。鬼の子とされて共同体内で迫害されていた主人公が、怪物を扱う探偵に拾われてそこの仲間たちと暮らすうちに人間らしい感情を取り戻していくお話。ってことでいいんだよな。怪物にかかわる事件を扱っているので伝奇ミステリ風でもあるけれど、アニメ化された部分だけをみると主人公の成長物語として見たほうが正解のような気がするんだよね。最終回で怪物事変という遠い過去の事件に言及されたところを見る限り、ここまででようやくプロローグが終わったというところなんだろう。この先どんな話になってどのように主人公が成長していくのか。おそらく主人公の対になる存在は化狐の少女、紺なんだろうけど彼女と主人公とのかかわりがどうなっていくのかも気にかかる。そんな感じで続きが気になる物語なんだけど、今のところ続編を作るなんて話は出ていないようだ。なんとか作ってくれないかなあ。
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