2代目FF 1シリーズ
『BMW 120(FF/7AT) 青い空と白い雲』(webCG)。
先ごろデビューした新型BMW 1シリーズのエントリーグレードのレビュー記事。最初に価格にふれられていて「価格も478万円とプレミアムである」とのこと。これで連想したのがレクサスLBXで、あれも同じくらいの価格帯である。LBXはSUVということになっているので若干カテゴリは異なるけれど、実際の使い道を考えれば競合しているといって差し支えないだろう。デザインは好き嫌いもあるだろうけど、今度の1シリーズはあまりBMWっぽさを押し出していないように感じる。キドニーグリルも主張が弱い。見ようによってはアストンマーチンっぽく感じられて、国籍不明感がある。性能的には特筆できるものはなさそうだけれど、運転して楽しそうな感じが伝わってくる。マイルドハイブリッド化されていてもエンジンの主張は強く、DCTのダイレクト感もある。そういうところにこだわるひとはLBXではなく1シリーズを選ぶんだろう。どちらにしても余裕があるひと向けであり、この価格ならもっと速いクルマ買えるのにと思っちゃうひと向けではないのは確か。
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コメント
こんにちは。
継続は力ですね、日記の継続力を尊敬してます。
年の瀬となってきました、良いお年をお迎えください。
閑話休題
>「価格も478万円とプレミアムである」
高くなりましたね、MINIとも競合するのでブランドコンセプトが難しい商品だと思います。
最後の1シリーズになるんじゃないかと勝手に思ってます。
BMWは現在2種類のプラットフォームがラインアップ
前輪駆動UKL(FAAR)
後輪駆動CLAR
プラットフォームは継続、前モデルのスキンチェンジ。
今回もモデルチェンジはコストダウンを感じます。
>キドニーグリルも主張が弱い。
新旧比較 確かに・・・追加でバンパー周りの質感も下がった印象。
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/2/25/BMW_1_Series_Leonberg_2024_IMG_1119-resized.jpg/640px-BMW_1_Series_Leonberg_2024_IMG_1119-resized.jpg
>マイルドハイブリッド化されていてもエンジンの主張は強く、DCTのダイレクト感もある。
ドイツ勢あるあるで、2モーターハイブリッドで利益の出る車両は作れないので、エンジン付きは従来方式を踏襲する事になるでしょうね。エンジン車好きには良いかもしれません。
中国打法なので日産と同じ傾向、プレミヤブランドなのでまだ大丈夫
営業利益推移
https://article-image-ix.nikkei.com/https%3A%2F%2Fimgix-proxy.n8s.jp%2FDSXZQO5569864001112024000000-2.jpg?ixlib=js-3.8.0&w=425&h=539&auto=format%2Ccompress&fit=crop&bg=FFFFFF&s=a51ded29f12b3d034c35f8da75507f16
流石に、中国経済悪化の影響が見えてきたのでEUの自動車メーカに課しているCO2規制を緩和すると思います。
https://www.jetro.go.jp/biznews/2024/09/1e26a9b215d3106f.html
CO₂フリート平均排出量が緩和されれば無理に利益率の低い車種を作る必要もなくなるので、XシリーズとMINIブランドに集約するかもしれません。
投稿: あさくら | 2024/12/29 15:37
ありがとうございます。
この日記を書くという作業はフライホイール的な重しだと思って続けています。
> 最後の1シリーズになるんじゃないかと勝手に思ってます。
なるほど。それはあるかもしれないですね。
営業推移なんか見ても、余裕のあるモデル展開は厳しそうですし。
ドイツ勢の不調は伝えられているところですが、こんなに利益率が落ちてたんですね。
> CO₂フリート平均排出量が緩和されれば無理に利益率の低い車種を作る必要もなくなる
EUの規制であって欧州メーカのみに対するものじゃないんですよね。
国産車メーカーにも影響ありそうですね。
それではこのあたりで。よいお年をお迎えください。
投稿: KONKON | 2024/12/29 17:24