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弱キャラ友崎くん

2021年1月期のアニメの感想。十四本目は「弱キャラ友崎くん」。
実は「じゃくキャラ」じゃなくて「よわキャラ」って読んでいた。このアニメのタイトルを見て初めて「じゃくキャラ」って気が付いた。考えてみれば「弱キャラ」なんて発音することないもんなあ。主に格闘ゲームの使いにくいキャラをそう呼ぶんだけど、格闘ゲームなんてほとんどしないもんなあ。作品上の意味的には使いこなせない「弱キャラ」的な人間は「陰キャ」になっちやうけど、ちゃんと使いこなせば「陽キャ」に伍していけるみたいな感じになっている。主人公は弱キャラの友崎くん。彼にスクールカーストのトップのヒロインが絡んできて、主人公を鍛えて人生の勝利者を目指すというような話になっている。自己啓発セミナーみたいな話だなあと思いながら見ていた。自己啓発セミナーなんて体験したことにないけど。ヒロインから与えられた課題をこなすうちに今まで見えてこなかったものが見えてきて、自分という「弱キャラ」を使いこなす方向性を見出すまでやって終了。続きは第二期ということか。ちょっと面白いなあと思ったのが、出てくる女性キャラたちにほとんどヒロイン感を感じないこと。あえてそういう描き方になっているんだろうけど、この手のアニメとしては珍しいなあ。

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