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はたらく細胞BLACK

2021年1月期のアニメの感想。十八本目は「はたらく細胞BLACK」。
「はたらく細胞」のスピンオフ。タイトルのBLACKはBLACK企業のようなニュアンス。細胞側からみれば働く環境っていうのは企業というよりも世界そのものであり、世界が過酷になっている原因は生活習慣病に陥っていること、いうわけで視聴者側からすれば身につまされる話である。肝臓とか腎臓はいたわらないといけないなあという気になるという点では、啓蒙的なアニメなのかもしれない。しかし、細胞側に感情移入しちゃって社会の矛盾に憤っちゃう視聴者もいるのかもしれないなあ。そういう多層的な見方を想定して作ってあるんだろうけど。キャラは赤血球と白血球の性別が反転しているのが新鮮。主人公は明らかに赤血球になっていて、そのせいか女性キャラがグラマラスな造形になっている。血小板は相変わらず幼児だけど、環境に劣悪さに比例して性格が粗暴になっていて、幼児に罵られるのが好きとかの特殊性癖にも対応している。このあたりはいかにも青年漫画誌っぽい作りだなあ。オープニングは無駄にかっこいい。曲調は違うがリゲインのCMを思い出した。

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