怪病医ラムネ
2021年1月期のアニメの感想。十九本目は「怪病医ラムネ」。
悩みを持つ人々の心に「怪」と呼ばれる超自然的な存在が入り込むことで引き起こされる病「怪病」。その怪病を治す医者ラムネと弟子のクロが様々な患者の怪病を治療するというお話。医療モノの作品としてはごく普通の作りなんだけど、そこに怪病と「怪」という設定が入ることで奇妙な味を出している。「怪」は病を起こすだけでなく「怪具」という特殊な効果を発揮する道具のもとにもなっていて、怪具を扱う怪具屋なんて商売もある。ラムネのところに来る患者の症状が食べ物がらみばかりというのがおもしろい。最後の方で明かされるクロの症状だけは食べ物がらみじゃないので、すべての怪病が食べ物がらみということではないらしい。最終話はなんかいいお話みたいな終わり方で、うまいことまとめたなあって感じだった。
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