キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦
2020年10月期のアニメの感想。二十本目は「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」。
敵味方に分かれた陣営に属する者同士の恋愛モノ。いってしまえばロミオとジュリエットの系譜やね。今のままだとラブコメっぽい雰囲気だけど、この先もこのままなのか悲恋モノになるのかはよくわからない。たぶん前者。ラノベ原作らしく、ラブコメやりつつ剣と魔法のバトルが繰り広げられるんだけど、舞台は近代的な世界。科学文明による機械化や情報化もかなり進んでいて、近代的というよりも近未来的である。文明の進み方としては当たり前のようでいて、フィクションの舞台としては案外珍しいような気がする。主人公が属する帝国、ヒロインが属する皇庁ともにいろいろな思惑があったり陰謀が張り巡らされいてるような描写はあるものの、主人公は一兵士の身分だし、ヒロインは第二王女ではあるものの皇庁内にはあまり積極的にかかわっていない様子。このあたり第二期では変わってくるのかもしれない。
そんなこんなとは関係なくこの第一期を見た感想としては、ヒロインさんなんでいつもエロい格好してるんですか、そして隊長は何で隊長やれてるんですか、の二点。前者についてはお約束ということで納得できるとしても、後者はなんか釈然としない。帝国ってどうやって隊長決めてるんだろう。
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