« タマネギを収穫 | トップページ | GREAT PRETENDER »

A.I.C.O. Incarnation

2020年7月期のアニメの感想。十二本目は「A.I.C.O. Incarnation」。
Netflixで2018年に配信されていたらしいがBS11で放映されたのは2020年7月から。ふ~ん、Netflixね、みたいな感じで見始めたんだけど、案外悪くない。人口生体が暴走、増殖してマターと呼ばれるモンスター的なものになるなんて設定はいかにもSFっぽい。ストーリー上の転換点となるネタ明かしについてはある程度すれた視聴者なら、やっぱりねとなってしまうようなことなんだけど、それで驚けなかったことを差し引いても、キャラクターの心の動きみたいなのがうまく描写されていて納得感がある作りになっていた。特にうざいポジションのキャラかと思われた一樹と楓は最終話近くですっかりまともになっていて毒気を抜かれたような心持ちになった。主な舞台となるのは黒部峡谷なんだけど、エンディングの平和そうな映像と本編のマターがあふれかえる情景との差異がなかなかショッキングである。たまたまゴールデンウィークに黒部ダムに行っていたのでエンディングのワンシーンは既視感ありありで興奮してしまった。

|

« タマネギを収穫 | トップページ | GREAT PRETENDER »

アニメ・コミック」カテゴリの記事

☆☆☆☆☆」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« タマネギを収穫 | トップページ | GREAT PRETENDER »