シビックとプリウスの後編
『トヨタ・プリウスZ(FF/CVT)/ホンダ・シビックe:HEV(FF) 死闘の果てに』(webCG)。
昨日の記事の続き。「死闘」ってなんだという話であるがそれはさておき、ここでも意外なことがわかった。プリウスの乗降性は意外によく、またラゲッジ容量も十分に大きいということだ。低く見えるデザインのしわ寄せはドライバーからの視界の悪さぐらいにしか表れていない。このあたりはトヨタらしいそつのなさともいえるが、どちらかといえば運転のしにくさに直結する視界の悪さを何とかしてほしいなあと思う。ダッシュボード周りのデザインはプリウスに比べるとシビックのほうが保守的でやぼったく感じる。使い勝手はシビックのほうがよさそうに思えるけど、だぶん慣れてしまえばそんなに変わらないだろう。シビックが古典的でプリウスが軽快という差はあるものの走行性能にも大きな違いはない。燃費はシビックのほうが少し悪い。「東京から河口湖までの往路では、なんとシビックのほうが燃費がよかった」と書いてあるところから考えると、高速道路ではシビックのほうがよく、一般道ではプリウスのほうがいいということかもしれない。区間ごとの燃費データが欲しかったところ。どちらにしてもトータルでリッター17km以上走るので十分といえる。最終的に評者はシビックに軍配を上げているが、好みで決めていいんじゃないかな。
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コメント
こんばんは。
>最終的に評者はシビックに軍配を上げているが、好みで決めていいんじゃないかな。
双方ともバブル期のクーペみたいなスペシャリティーカー的立位置になっているので、好みで決めても良いかもしれませんね。
当方のホットハッチシビックの思い出からは現行モデルは大いに逸脱しているのですが、それでもTYPE-Rがあるのは流石ホンダだと思います。
TYPE-Rの部品を流用できるとしたら、改造マニア様には他にない魅力的な車ですね。
それにしても長距離でプリウスの燃費が20kmを切る値なのは作為的な物を感じるな~わざと落とすような走りをしてるかな。
投稿: あさくら | 2024/02/09 19:41
プリウスの燃費についてはちょっと意外でした。
過去の試乗記を見ると、1.8リッターモデルのプリウスUが
25.4km/リッター(車載燃費計計測値)というのがある一方、
今回と同じプリウスZが13.6km/リッター(車載燃費計計測値)
となっていました。
2リッターモデルの燃費は従来のプリウスのイメージとは異なりそうです。
投稿: KONKON | 2024/02/09 23:54