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炎炎ノ消防隊

2019年7月期のアニメの感想。八本目は「炎炎ノ消防隊」。
普通の消防士の話かと思ったら全然違って驚いた。今から何年後かはわからないけど、近未来っていえほど近くない未来。原因不明の大災害で人類や動物がほとんどが滅び、残されたわずかな土地で新たな文明を築いて暮らしているといった設定らしい。舞台となるのはわずかに残された人類の居住区である「東京皇国」。この文明の礎となるのが聖陽教っていう太陽を崇める宗教であり、「東京皇国」の住人のほとんどが聖陽教の信者である。地下鉄跡なんかは残っているが復旧させようなんて思わず「ネザー」とか呼んで忌避しているので文明のレベルとしてはかなり後退しているようだ。書類仕事も手作業でやっているしスマホなんかも使われていないみたいなので、情報通信技術は壊滅的になってそう。アマテラスと呼ばれる施設によって「東京皇国」のエネルギーが賄われているということだから「東京皇国」は結構狭そう。エネルギーといっているものが何を指しているのかわからない。建物の壁にパイプが張り巡らされているから蒸気みたいなものに思えるけど、普通の蒸気だったら冷えちゃうよなあ。このあたりにも何かしら設定があるんだろう。てな感じで、ほとんどSFとしかいえない舞台で、人体発火現象の謎を追う第8特殊消防隊に主人公が入隊するところから話が始まる。基本はバトルアクションと各キャラの過去話からなる少年誌フォーマットそのものだけど、先述のような設定が物語のいろんなところに響いていて物語に厚みを感じさせる。「悪魔」と呼ばれる主人公を始めとしてキャラ立ちが強い登場人物ばかりで見ていて飽きることがない。たぶん全体から見れば序盤のところで終わっているんだろうけど、そこだけ切り取ってもおもしろい。もちろん続きも気になる。

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