Dr.STONE
2019年7月期のアニメの感想。七本目は「Dr.STONE」。
まったく何の予備知識もなしに見始めたので、最初に石化が始まったシーンではこの先どうなるのかと思った。それがこんな話になるとはなあ。3700年後に石化が解けた主人公が、200万年かかった科学文明の進化をひとりで復活させようと決意するなんて。なんで石化が起こったのかとか、3700年も生き続けられたのかというのはたぶんこの先に明かされていくのだろうけど、とりあえずそういう設定だと思って見続ければ問題なし。科学文明を失った世界で、科学の知識がある主人公がなんやかんややってしまうっていうのは、異世界モノの一種といえるかもしれないけど、主人公とオヤジの絆というバックボーンがあるせいで異世界モノというよりもSFっぽさを感じる。題材が科学そのものだしね。しかも、最終話でああいう形で、なんで歌姫っていう伏線を回収しちゃうもんなあ。あの場面は感動的といっていい。「トップをねらえ」の「オカエリナサイ」に近いものを感じた。いやあ、しかしこれ「週刊少年ジャンプ」の連載だったのか。もしかすると本当にSFの波が来てるのかもしれないな。
オープニングは第一クールのものが秀逸。出だしの勢いがあって引き込まれてそのまま聴かされてしまう。歌詞もこの作品の世界感がよく練り込まれていて、よし。
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