鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編
2019年4月期のアニメの感想。二十本目は「鬼滅の刃 竈門炭治郎 立志編」。
放映当時かなり話題になっていたのでどんなもんかなあと思って見始めたら、王道ど真ん中のアニメだった。勧善懲悪をベースとしつつも、敵味方の人間ドラマを織り交ぜて飽きさせることがない。主人公はいまどきこんなキャラクター造形ありかと思えるような、強くて優しいヒーロー気質。あ、ここの強いっていうのは単純の強さじゃなくて、何があってもくじけないという精神の強さね。なにせ鬼殺隊としてはひよっこなので。まあ、とにかく、そんな主人公。このアニメが人気になったってことは、こういう主人公が大勢のひとに支持されたんだなあということで。世の中、斜に構えているひとばかりじゃないんだなあと認識を改めた。その分サブキャラはどれもこれもアクが強いのばかり。このあたりのキャラクター配置のバランスも物語の楽しさに寄与してるんだろう。ちょっと意外だったのが、主人公の妹で鬼になった禰󠄀豆子の出番が少なかったこと。出ずっぱりで活躍するもんだとばかり思っていた。要所要所ではきっちり働いていたけど。
第一期のサブタイトルは「竈門炭治郎 立志編」ということでここから先が本編って扱いになるんかね。次は映画の「無限列車編」だけどこれは再編集してテレビでも放映されたらしい。録画した記憶がないんだけど、どうしたもんか。
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