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ぼくたちは勉強ができない

2019年4月期のアニメの感想。十四本目は「ぼくたちは勉強ができない」。
おっ、筒井大志原作か。と思ったのだけれど、何を読んでこの作者に信頼感を持つようになったのか全く覚えていなかった。著作を調べたら、デビュー作の「エスプリト」だった。こうしてみると結構絵柄が変わってるねえ。思い出せなかったのも仕方がない、ということにしておこう。
この作品をひと言でいえば、ラブコメっぽいラブコメ。他に秀でた教科があるのにもかかわらず、やりたい分野の勉強ができなくて進路変更を強要させられようとしている女の子たちに苦手分野の勉強を教えるのが主人公。大学進学の費用が無償になるVIP推薦の条件として学校側から突きつけられたのが、彼女たちを希望の学科に合格させること。けっして女の子とお近づきになりたいとかではなかったのだが、それぞれに個性的で魅力がある女の子たちと過ごして何も思わないなんてこともなく、といったストーリ。苦手教科を教える話は数話で終わってしまい、そこから先はひたすらラブコメ。とりたててここがいいみたいなポイントはないように思えるのだが、毎回引き込まれるように見てしまった。ストーリごとにスポットが当たるヒロインが変わって、誰がメインヒロインかわからないようになっているので、見る側も誰に肩入れしていいかわからなくなってしまう。いつもなら報われない側に感情移入しちゃうんだけどなあ。そういうことがまったくないラブコメも珍しいかも。

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