ゴールデンカムイ第二期
2018年10月期のアニメの感想。十九本目は「ゴールデンカムイ第二期」。
アイヌの黄金のカギを握るのっぺら坊はアシㇼパの父なのか、という謎を解くべくのっぺら坊が収監されている網走監獄に侵入する話。第一期よりも人間関係が入り乱れていて、話がどう転がるか予測できなくなっている。その一方で、コミカルな描写も増えている。特に鶴見中尉を始めとした第七師団の面々はどこか頭のネジが外れてるんじゃないかと思うような奇行も目立つ。日露戦争の後遺症でおかしくなっていると示唆するような台詞もあり、ある意味戦争被害者でもあるのだろう。あー、でも戦争に行ってなさそうな登場人物にもおかしいの多いから、本人の資質の問題なのかも。第一期で多かったアイヌ文化に対する言及は少なくなっている。杉本たちがアイヌから離れて行動するようになっているからだとは思うが、作品の魅力のひとつだったから少し寂しい。一期のエンディングテーマのもよかったが、二期もいい。動き少なめのエンディングだが、楽曲とよくあっていて毎回最後まで見ていた。
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