うちのメイドがウザすぎる!

2018年10月期のアニメの感想。十五本目は「うちのメイドがウザすぎる!」。
ロシア人の美少女ミーシャに一目ぼれした元自衛官の鴨居つばめは、たまたまミーシャの家で家政婦を募集していることを知り、家政婦ならぬメイドとして通うようになる。母を亡くして閉じこもるようになったミーシャはそれまで何人もの家政婦を追い返していたのだが、そんなミーシャに何とか心を開いてもらおうと、メイドのつばめ悪戦苦闘するホームコメディ。って書くとなんか割とまともな話みたいなのだが、つばめの動機がひちすらミーシャを愛でたいというものだから、ありていにいって同じ屋根の下にストーカーがいるようなもの。傍から見ていると、やっぱこれ犯罪なんじゃね、と思えてしまう。困ったことにメイドとしての仕事は文句をつけようもない完璧さ。特におやつは絶品。しかも、元自衛官であり圧倒的なフィジカルの強さがある。心情的にも物理的にも追い出せないまま居つかれてしまう。そうこうしているうちにミーシャが学校に通うようになったり友達を連れてきたりするようになり、いい話だなあと思いそうになるが、どんなにいい結果を招いても起点がつばめの邪な思いなんだよなあ。やっぱり許したらいかん。