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ゴブリンスレイヤー

2018年10月期のアニメの感想。十三本目は「ゴブリンスレイヤー」。
タイトルだけは知っていたけど、アニメで初めて内容を知った。一話がかなり凄惨なシーンばかりだったのでどうなることかと思ったが、その後はいくらか穏やかな話になった。あくまで一話と比較しての話だけど。
主人公は幼いころにゴブリンに村を襲われて、家族を含む村人たちが惨殺される中で隠れることしかできなかったという経験をする。その後、何らかの師匠について学ぶことで力をつけ、憑かれるようにゴブリン殲滅を繰り返すようになった。ひとは彼をゴブリンスレイヤーと呼ぶようになったのだが、よくよく思い返してみたら、この作品って二つ名とか呼び名ばっかりで、ひとの名前って全然出てこなかったような。オルクボルグってのは名前っぽいけど、たぶんゴブリンスレーヤーを表すエルフ語なんだろう。で、その主人公なのだが、ゴプリンを殺すようになった理由はありがちなものの、キャラクター造形が秀逸。とにかくゴブリン退治のことしか頭になくて、ふたこと目には「ゴブリンか」と尋ねてくる。子プリンのことでなければ、興味も持たない。口数も非常に少なく、ゴブリンのこと以外でコミュニケーションをとろうともしない。とはいえ、どうやらひとを思いやる心は持っているようで、そんなところを好く女性キャラも多い。当人はそういうのに興味がないのか、ただ対応に困っているだけなのかはわからないが、あまり反応はしないけれど。こうやって見ていくと、ただの職人気質の不器用キャラに思えてきたぞ。職業がゴブリン殺しっていうだけの。

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