MX-30のEV
『マツダが「MX-30 EVモデル」を発売 航続距離256kmの電動コンパクトSUVが登場』(webCG)。
欧州ではすでに発売されていたMX-30のEVモデルが国内発売を開始した。ニュースリリースによると、販売計画は国内で年間500台ということだ。少ないといわれていたホンダeが年間1,000台だから、さらにその半分。ほとんど商売する気ないんじゃないのっていうレベルである。なんでこんなに売る気が見られないんだろう。
さて、同一モデルにガソリンエンジンとEVモデルがあるSUVというと、プジョーの2008があるのでそれと比べてみよう。装備を見比べるのは面倒なので最上位モデル同士の比較。MX-30 EVモデル、e-2008の順。価格は495万5千円、468万円。JC08モードの航続距離が385km、281km。最大トルクが、270N m、260N m。電源容量が、35.5kWh、50kWh。といった具合。バッテリー少ない上に値段は高いというコストパフォーマンスの低さが目立つ。さらに細かいところを見ていくと、2008がガソリンモデル、EVモデルともに最低地上高205mm確保しているのに、MX-30はガソリンモデルで180mmあった最低地上高が、EVモデルでは130mmしか確保できていない。ここだけ見ると、無理してバッテリー積み込んだように思える。素人考えだけど、マツダ初の量産EVということで想定外の問題がいろいろ発生して、パッケージングに影響しちゃったんじゃないのかなあ。
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