ガソリン車が販売禁止になるとか
新聞の夕刊に「2030年代半ば 全て電動車に」って載っていて、ガソリン車が販売禁止になるとのことだった。ガソリン車ってのは内燃機関で走るクルマということだろうけど。どうも出所が怪しい記事だったので、それっぽい単語を入れてGoogleで検索してみたら、一番古い記事がロイター。で、その記事の冒頭に「複数の国内メディアによると」ってあるから、なんだこりゃってなった。
記事の真偽はともかくとして、電動車ってのがハイブリッドを含むと考えても、本当にそんなことできるのかなあと思う。今だってRAV4のPHVが受注中止になってから久しいし、電池の生産能力は自動車の生産台数分をまかなえるようになるには程遠いと思えるからだ。30年代半ばっていうとあと15年。今のガソリン車の台数がすべて大容量の電池を積むことができるようになるとはとても思えない。それにその電池に充電するための電力はどこから持ってくるの、って話もある。現在の日本の電力は多くが火力発電所によって発電されているから、脱炭素社会とかいうのなら、そこから見直さないといけなくなる。フランスなんかはほとんど原子力発電だから、電動車になれば脱炭素っていえるんだけど、この国でそれは無理でしょ。
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