賭ケグルイ

2017年7月期のアニメの感想。十本目は「賭ケグルイ」。
本屋さんで平積みされているのを見てヤバそうなタイトルと絵柄だなあぐらいに思っていた作品のアニメ化。読んだことはなかったので、オープニングとエンディングの雰囲気が無駄にエロいので中身もこんな感じなのかなあと思ったら、そういうシーンはほとんどない。なんであのOP/EDにしたんだろうと思うくらい。これって、原作がそういう感じなのかね。で、本編のほうだけど、こっちはタイトルどおり、ギャンブル狂の登場人物が莫大なリスクを背負った賭けに興じる話。で、一番狂っているのが主人公の蛇喰(じゃばみ)夢子。名前からしてヤバそうなヤツなんだけど、破滅志向があるんじゃないかと思うくらいリスク好きのギャンブル狂。こういう作品の常としてイカサマの種明かしなんかもしてるんだけど、そんなことよりも夢子の一挙手一投足のほうに目を奪われてしまう。でも、ギャンブルを主題にした作品って多かれ少なかれ、そういうふうになってるか。キワモノに見えるけど、実のところ普遍的な作りなのかも。