志瑞祐「精霊使いの剣舞 19 聖都消滅」
主人公が『闇の精霊王』の力に飲み込まれまいと抗いながら戦いを進めていく話なんだけど、その『闇の精霊王』が侵食しようとしているのが左目、ってのがいかにもだなあ。さんざん中二病ネタにされている、左目がうずくとか、いまどきガチでやるとは思わなかった。作者もそういうの好きなんだろうなあと思うものの、作品全体のカラーを考えると単純に感覚が古いひとなのかもしれない。
次が最終巻ということで、お話としてはクライマックスに差し掛かっているところのはずなのに、あんまり引き込まれる感じがしない。暇を見てぽつぽつと読んでいたら、読了に一ケ月近くかかってしまったのがそもそもの原因なんだろうけど、おもしろかったら、一気に読んでいたというのも間違いのないところ。
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