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甲鉄城のカバネリ

2016年4月期のアニメの感想。九本目は「甲鉄城のカバネリ」。
時代劇とスチームパンクとゾンビが混ざり合ったような作品。キャラクタ原案は美樹本晴彦で、名前を聞くといまさらだよなあと思ってしまうのだが、動いている絵はなかなかよい。スチームパンクにしたって、かなり古いムーブメントなのによく生き残ってるよなあ。この作品に限らずだけど。そんな感じで、なんか目新しさのない題材を組み合わせて、そこに王道的ストーリを乗っけてるんだけど、これが意外なほど古さを感じさせない出来上がりになっている。こうしてみると、アニメの新しさってキャラクタデザインやら題材やらストーリやらとはあまり関係ないところにあるんだなあ。
一方、気になったのはキャラクタの掘り下げが足らないこと。主人公はともかく、兄様がどうしてああなったか、がいまひとつわからない。もともと、ああいう性格だったのが、討幕っていう口実を得て表面化したのか。それにしたって、どうしてあんなに慕われているのかが謎。無名もよくわからないんだよなあ。菖蒲様とかお供の侍はわかりやすいんだけど。

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