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肥前文俊「青雲を駆ける 3」

ナツィオーニから三人の新弟子を受け入れる話。ひとりは、エイジのお世話係として誘惑を繰り返していたカタリーナ、ひとりは領主の息子で乱暴者という噂のダンテ、最後のひとりはエイジに鍛冶勝負で負けた青銅鍛冶の親方レオ。ひと癖もふた癖もありそうな面々をエイジがどう指導していくかっていうのが読みどころのはずなんだけど、読後感としては、こんなもんか、って感じになってしまう。あまりドラマチックな展開はしないで、日常の仕事と指導の積み重ねで何とかしてしまうってのがエイジらしくて、そこには好感を持てるのだが、ドラマを作るには損な主人公だよなあと思わざるを得ない。新弟子三人がいろいろ思うところはありつつも、基本的には鍛冶の仕事を真剣に学ぼうとしているっていうところも大きいんだろうけど。
実はこの作品、刊行がこの巻で止まっているらしい。この巻、あんな終わり方して、それかよ。何とか続きを書いてほしいものだ。

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