滝沢慧「非オタの彼女が俺の持ってるエロゲに興味津々なんだが…… 3」
部長メイン回。とはいっても、そこに価値を見出すひとってどれくらいいるのかなあという感じ。だいぶ記憶も薄れているけど、前の巻までの部長ってそんなに存在感あるキャラだっけ、というのが正直なところ。例によって、忘れてるだけかもしれないけど。温泉イベントとか、ラブホに避難イベントとか、ありがちなことはやってるけど、とりたててどうってもんでもないと感じてしまうのは、おそらく主人公キャラの立ちの弱さなんだろうなあと思う。そういうシチュエーションに突入しても、「エロゲじゃないんだから」で済ましちゃってるから、ちっとも話が進まない。エロゲ好きだとしても、生身の女の子と付き合ってる人間が、そこでそんなこといってちゃダメでしょう。こんなふうだと、いつまでたっても一巻は超えられないんじゃないかなあ。
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