櫻子さんの足下には死体が埋まっている
2015年10月期のアニメの感想。十四本目は「櫻子さんの足下には死体が埋まっている」。
良家のお嬢様、ただし無類の骨好きの九条櫻子を謎解き役に据えたミステリアニメ。語り手となるのがもうひとりの主人公である高校生、館脇正太郎。一般的な観点からみれば、非常識な櫻子さんと常識人の正太郎、っていうオーソドックスな構成である。事件の謎ときは、ほぼ櫻子さんの観察眼と知識とに依っているのも、まあ、こういう話なら当たり前。いくつかの事件がつながって、ひとりの大きな敵に行きあたる、ってのも王道だよなあ。という感じで、櫻子さんの骨に対する執着以外はごく普通の作りで、そこにこの作品ならではのものを求めるとしたら、「骨好き」の部分しかないわけだけど、そこが少し弱いかなあ。謎解きももっと骨に関するネタでやってくれればよかったのに。
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