2016年6月19日 四阿山(2,354m)、根子岳(2,207m)
七時半頃に菅平牧場管理所駐車場に着く。多くのクルマと登山客でにぎわっていて、さすがに人気の山だなあと思わされた。
駐車場をからはまずは四阿山へと向かう。牧場近辺にもツツジがいっぱいあるのだが、いくらか時季を過ぎていて、だいぶ萎れてしまっている。牧場わきの登山道を登ってしばらくすると、牧場から離れて登山道っぽい登山道になる。途中の小四阿あたりから視界が開けるが軽くガスがかかっているようであまり視界は効かない。このあたりまでくるとツツジもちょうど見頃になってくる。小四阿からいったん下って登り返すと中四阿。目前に四阿山、左手に根子岳というロケーション。まだ根子岳はよく見えるが、四阿山にはガスがかかってきている。登山道わきにはコイワカガミがよく見られて、天気は悪いけどまあいいか、といったところである。四阿山まではさしたる難所もなく、あっけなく到着。ガスっていてまったく視界が効かない。山頂で一休みしてから、根子岳へと向かう。
いったん登ってきた道を引き返して、根子岳への分岐へ。ここから先が今回の登山では一番の難所となった。滑りやすくて勾配のきつい下りが延々と続くのである。根子岳から四阿山へ向かうひとたちと何度もすれ違ったが、あちらはあちらで登りがキツそうである。このルートは登りと下りとどちらが苦手かで周回する方向を変えたほうがよさそう。どこまで下るんだろうと心配になるくらいに下っていき、次第に勾配が緩やかになって、ようやく底に着く。四阿山からの下りが森の中で先が見通せないのに比べると、ここから根子岳への登りは、ハイキング気分である。笹原になっていて視界が開けていて、根子岳に登っていくルートが目視できるってのがなにより気分を軽くしてくれる。途中でちょっとした岩場もあるが、危険はほとんどない。ふたつほど小さいピークを越えると、根子岳である。四阿山にくらべて山頂部が広く、あちらこちらで登山者たちが休んでいる。あいかわらず曇りだが、上田方向の景色がよく見える。ここで昼食を摂ってから、下山。
しばらくは笹原の中のガレ場を下るが、そのうちに白樺の林になって、そこかしこにツツジが見られるようになる。四阿山側よりも数が多く、ちょうど見頃になっていることもあって、見ごたえがある。このツツジが牧場までくるといきなり花が終わっている。四阿山側は徐々に変わっていったのに、こちらの切り替わり方はなぜか唐突だった。
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