枯野瑛「終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #04」

う～ん。この世界を破滅に導いたとされる出来事の謎に迫ろうかという内容なんだけど、三巻までの話の流れからすると、ここいらでひと休みという感じにも思える。実際のところ現実ではないよ、っていうエクスキューズ付きで進んでいくんで、どこまで信じていいのかなあっていう疑問は残り続けるし。この世界を抜けてもとの世界に戻る、っていうことがあれば、そのあたりのところもわかってくるんだろうけど。かといって、もとの世界にすんなり戻ったりしたら、それはそれで出来すぎなんじゃないの、っていう気持ちにさせられるのは間違いないし。どうするんだろうねえ、これ。ほかの作品ならご都合主義上等、みたいなところもあるけれど、この作品に関していえば、あまりそうはなってほしくないかなあ。