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夢枕獏「キマイラ17 玄象変」

最後に読んだ「キマイラ・吼」シリーズは、ソノラマ文庫の「キマイラ昇月変」。奥付を見ると2002年3月31日とあるから、14年ぶりってことになる。こんなにブランクがあるのに、読み始めるとするっと行けちゃうのが不思議。もちろん、固有名詞や細かい筋を忘れていることはあるけれど、それ以上に、「そうそう、この感じ」みたいな心持ちになって、細かいところはまあいいやってふうに思えてしまう。というのはよかったんだけど、あいかわらず話が進まないのな。いったい何年、西域をほっつき歩いていれば気が済むんだろう。読み直していないから正確なところはわからないけど、前の巻もその前の巻も西域の話だったような。この巻でようやくひと区切りがついたようで、いよいよ話が進むのかなあって感じにはなってるけど、今度は続きをちゃんと書いているんだろうかというほうが心配になってしまう。

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