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2015年8月5日 新穂高~双六小屋

雲ノ平を目指した登山の一日目は双六小屋まで。
まずはクルマで登山口となる新穂高まで移動。深山荘の横の駐車場に入れたかったが、いつものとおり満車。しかたがないので鍋平の登山者用駐車場に入れる。ここから、いわゆる新穂高登山口となる新穂高センターまでは35分くらい歩かなければならない。しばらく舗装路を登って、途中から登山道を下ることになるのだが、この登山道がわりと荒れていて歩き辛い。雨が降ったりしたらぬかるんで転倒者続出なんじゃないかと心配になる。しかも、帰りは登り。
ともあれ。新穂高センターにたどり着き、ここに併設されている登山指導センターに登山届けを提出する。それを済ませたらいよいよ登山というわけだが、ここから一時間以上林道歩きとなる。正直いって飽きてしまう行程なのだが、この日はひどく暑くてごくゆるい傾斜でしかないのに汗だく。たぶん軽い熱中症になってたんじゃないかと思う。
わさび平を越えしばらくすると林道が終わり、いよいよ登山道となる。ようやく林道が終わったか~とか喜んでいたのだが、林道で汗だくになるくらいなのだから、登山道に入って傾斜も増してくれば、さらに暑さが堪えるのはあたりまえ。鏡平山荘につくころにはへとへとになっていた。もう双六小屋まで上がらずにここで泊まっちゃえばいいんじゃないかと思えたが、ここのかき氷を食べたら俄然気持ちが上向いてきて、双六小屋まで登ることにした。
とはいえ、上り始めた途端、持ち直したのは気分だけだったか、と痛感。短い間隔で休憩をとりつつ、なんとか弓折乗越までたどりつく、ここから先はほぼ下りとなるのでそんなに苦しまないで済むはず。なんて安心していたら、ひめゆりベンチというところで夕立が襲来。双六小屋まであと30分というところである。降り始めから大粒の雨がバシバシ落ちてくる。合羽を着込むのが間に合わず、荷物も服もずぶぬれである。そこからはところどころ川のようになってしまった登山道を辿った。
双六小屋到着後すぐに雨は上がり、空には虹が掛かった。
参考までにコースタイム。休憩時間は含まない。
鍋平登山者駐車場-(35分)-新穂高センター-(70分)-わさび平小屋-(75分)-秩父沢出会い-(110分)-鏡平小屋-(45分)-弓折乗越-(60分)-双六小屋

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