築地俊彦「まぶらほ じょなんの巻・じゅう」
これで完結らしいが、「じょなんの巻」って番外編じゃなかったっけ。ずいぶん長い間出ていないけれど、ちゃんと本編もあったはず。あれは完結してなかったように思えるけど、なかったことになったのかな。まあ、それならそれでいいけど。ともかく、いったんキリをつけてくれたことだけでもよしとしよう。
で、その完結編だけど、いきなり未来から娘を名乗る人物がやってくる、という冒頭のところを読んだだけで、いかにもやっつけ仕事という感がありあり。その娘が、本当の母親について隠して、主人公に母親選びをさせるってのも無理やりくさい。いや、いいんだけどさ。こんなイベントにでもしないと、話が進まないような主人公なんだから。こっちとしては終わらせる気になってくれただけで大歓迎。で、形ばかりの母親選択イベントをこなして、最後はあるべきところに収まって、おしまい。中だるみがひどすぎるシリーズではあったものの、楽しめるポイントも少なからずあった。長い間、ご苦労さまでした。
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