暁雪「ひとりで生きるもん! ~粋がるぼっちと高嶺の花~」
タイトルからはぜんぜん想像が付かなかったけれど、文化祭で漫才をする話だった。そのコンビの片割れが「粋がるぼっち」でもう片方が「高嶺の花」という。もちろん主人公はぼっちのほう。いろいろ理由をつけて美少女的存在から距離を置こうとしている主人公が、校内でも高嶺の花とみなされているヒロインから、漫才の相方になってくれと頼まれる。それからの主人公の行動がいじましいというか痛々しいというか。でも、それって学内カーストの最底辺にいるからなんだよなあと思うと、実はあれがいっぱいいっぱいがんばってる結果なんだろうなあとか、余計なことを考えてしまった。文章そのものは読みやすいのでするっと読めるんだけどねえ。それはともかく、このヒロインって絶対天然じゃないよなあ。天然のふりをして実のところいろいろ考えてそう。
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