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出口きぬごし「サディスティックムーン」

なんかもうひどい話だったなあ。これだけヒロインが好き勝手やってるのに、爽快感みたいなのが全然ない。一応、巻末近くで自分の行動理由を語ったりもしているけれど、本当のところはそれはきっかけに過ぎなくって、もっともらしい理由付けができたことで加虐嗜好が目覚めちゃったってとこなんじゃないだろうか。加虐だけでなく、明らかな変態性もみられるから、単にぶっこわれただけなのかもしれないけど。というわけで、ぶっこわれたヒロインの行状を見て楽しむ話っていうことでいいのかなあ。主人公はうまい具合に治療させられちっゃたみたいだから、これがシリーズとして続いちゃうと次の巻からは大変なような気がする。
あと、どうでもいいけど、ホモネタ好きだよね、この作者。

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