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賀東招二「甘城ブリリアントパーク 5」

中編一本と短編二本、それと掌編というよりも断章的なのが一本。口絵イラストには温泉シーンがあるが、思い返してみて、温泉なんかあったっけ。
中編「安達映子も大人じゃない」は、AV出演疑惑のアルバイト、安達映子がらみの話。おっとりした天然さんといったキャラだとばかり思っていたが、ご当人にはいろいろあるようで。マカロンがそのとばっちりを受けて苦労する話。定番のダブルブッキングものなのだが、映子のお父さんの相手と、自分の娘の相手を同時にこなす、ってのがライトノベルらしくなくておもしろい。しかも、映子のお父さんの相手をするときには人間モード、娘の相手をするときには妖精モードでなくてはならず、ブリリアントパーク内でのことだから、いつものような認識をごまかすわけにもいかず。というわけで、人間モードと妖精モードとを切り替える「鋼鉄のミッチ」なる拷問具的なものに入らなければならないという。こういうドタバタ書かせると、さすが手馴れているなあ。
これに続く、精霊四人娘の掘り下げ的なお話、「『鋼鉄のミッチ』その後─」がまた、いい味出してる。この娘たちはこうだったのかあ。オチにあたるいすずの妖精バージョンにはあっけにとられた。この作者、容赦ねえなあ。

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