« DMC-FZ1000でハスを撮る | トップページ | くさかべかさく「クズが聖剣拾った結果」 »

佐原菜月「アナザー・ビート 戦場の音語り」

楽器のない世界の話、ってことでいいのかな。楽器の代わりに音楽を奏でるのが、旋律器官という特殊な器官を持った「旋律士」と呼ばれる人間。主人公のコハクは落ちこぼれの旋律士のタマゴ。窮屈な学校を抜け出したコハクは音楽祭で有名作曲家ヂェスと出会う。ヂェスとのセッションで音楽を奏でる楽しさを知ったコハクは、初めて真面目に音楽に取り組むようになったのだが、音楽祭でかかわった成り上がりの貴族、シュヴァイン男爵により王国に戦争を仕掛けようとする神国の陰謀に巻き込まれてしまう。というような流れで、音楽祭から始まって戦争まで一巻できっちり書き切ってある。国といいつつ実は都市国家レベルの人口しかいないじゃないかと思えたり、敵役が意外としょぼかったり、そのほかにもいろいろ粗さは感じるものの、結構楽しく読めた。

|

« DMC-FZ1000でハスを撮る | トップページ | くさかべかさく「クズが聖剣拾った結果」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

☆☆☆☆」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 佐原菜月「アナザー・ビート 戦場の音語り」:

« DMC-FZ1000でハスを撮る | トップページ | くさかべかさく「クズが聖剣拾った結果」 »