上高地を散策
上高地といえば有名な観光地で、わりと訪れやすい場所に住んでいるものの、まともに歩いたことがなかった。正確には、昔、穂高に行ったときに通ったはずだが、あまり記憶に残っていない。そのときは悪天候のため前穂高まで行って引き返しているから、上高地でもあまり天気がよくなかったのかもしれない。その後も、一度は梅雨前に行ってみたいものだと思っていたのだが、なんだかんだで行かずじまいだった。なんだかんだっていうのは、単純に他にも行きたい所があるからということで、今日も実は籾糠山にミズバショウを見に行こうという計画を立てていたのだが、調べてみたら天生峠がまだ開通していないらしくて、急遽行き先を変更したのだった。
あかんだな駐車場から上高地行きのバスに乗り、大正池で下車。ここから明神あたりまで行って、折り返すという計画である。大正池からは残雪の焼岳がでんとそびえる姿を拝める。これまで焼岳の人気の高さの理由がよくわからなかったんだけど、たしかに大正池から見ると風格がある。いや、登ったことあるんだけど、中の湯のほうから登ったから山の形がよくわからなかったんだよね。
大正池から田代池を経由して田代橋を渡り梓川右岸へ。こちらからは霞沢岳と六百山が見られる。こうしてみると人気が出そうな山なのに、ほとんど登られていないらしい。
途中ウェストン碑を見て、河童橋へ。ここまでくるとひとがぐっと増える。さすがに有名観光スポットである。もっとも盛夏はこんなんじゃすまないらしい。
河童橋を渡り梓川左岸を明神へと向かう。歩を進めるにしたがってニリンソウの群落を始めとして高山植物がよく見られるようになる。
その中で気になったのが白いエンレイソウ。エンレイソウというと黒いものと、この前ヘブンスそのはらで見たオオバナノエンレイソウしか知らなかったが、通常サイズの白いエンレイソウもあるんだねえ。家に帰ってから調べたらミヤマエンレイソウというらしい。
梓川の向こう側には明神岳が天を突くかのような姿を見せる。
明神分岐からは明神橋を渡り、穂高神社奥宮前の嘉門次小屋で昼食。ざるとろろソバ、800円也。山の中にしては意外に旨かった。
明神池は穂高神社奥宮の神域ということで、拝観料300円を支払って入場。拝観の栞には神降地の字が当てられているが、神秘を感じるかどうかは見るひと次第。わりと普通に観光スポットと化しているような気がする。きれいなところであるのは間違いないんだけどね。
梓川の右岸を河童橋へと戻る。河童橋直前で穂高方面を撮影。I'll be back.ってことで。次にこの地を訪れるときは穂高に再挑戦するぞ。
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