神野オキナ「疾走れ、撃て! 9」

あとがきでは伏字にされているけれど、巻頭イラスト見て愕然としたひともおおんじゃないかなあ。虎紅があんなことになっちゃうなんて。勝手に想像すると九割方はがっかりするか怒っているかじゃないかと思う。KONKONはといえばがっかり派だな。せっかくああいうキャラの立て方したのに、これじゃあこの先どうなることやら。変な風に目覚めてしまわなければいいんだけど。
万能の杖に関する謎も徐々に明らかになっていて、いよいよ主人公たちにもも自分たちがどんな場所に追い込まれているのかがわかってきた様子。このまま覚悟を決めるのか、無駄にあがくのかってあたりが物語のターニングポイントになるのかなあ。ミズキ以外は覚悟を決めちゃいそうなんで、この後の彼女の粘りに期待したい。
主人公たちがそんなふうになっている一方で、伊達教官が着々と死亡フラグを立ていてるのが気になる。この流れはやっぱりヤバいよねえ。