2014年4月19日 妙法ケ岳(667m)
シャクナゲが咲いていると聞いて出かけたはいいが、山のではなくて横蔵寺のシャクナゲのことだったということがわかりがっかりしたという話。
登り始めは谷汲山華厳寺から。もうサクラは終わっているから無料になっているだろうと思っていた駐車場がしっかり有料だった。駐車場を出て参堂を歩くと、そこかしこにいのりちゃんの看板があって継続的にプッシュしているらしいことがわかる。何年か前に来たときにはなかった旗のグッズもできていて、これなら看板に抵抗を感じるお店にも立ててもらえるかもしれない。
本堂に参詣してから、本堂の左手の満願堂脇から延びる奥の院への道に取り付く。最初は階段だが、すぐに登山道になる。こちらには石仏が点在していて、いかにも信仰の道といった風情である。そんなにきつい登りではないものの、それなりに斜度があって延々と登り続けなければならないので、息が上がってしまう。なまじ歩きやすいものだから、ペースが上がっちゃうんだよね。途中でこれじゃあバテると気が付いてペースダウン。しかし、奥の院まで行くひとがどのくらいいるのだろう。この日は誰にも会わなかったんだけど。
奥の院を過ぎてもまだまだ登りが続き、ようやく尾根に出たところで、カタクリを見つける。今年はカタクリを見ていなかったから、ちょうどよかった。もう終わりかけだが、登山道の脇にぽつりぽつりと現れて和ませてくれる。尾根に出てから頂上まではほんのひと息。というか、看板がなかったら、ただ尾根道が続いているとしか思わなかっただろう。まったく山頂に立ったという気がしない。
ここからは横蔵寺へと下るのだが、一本調子の登りだったここまでとは異なり、下りたり登ったりを繰り返しながら下りていく。それも本当に高度下げてるのと疑問に思うくらい登りが多い。このあたりににはイワウチワが咲いていたりつぼみのシャクナゲが大量に生えていたりする。まだこの時点ではもっと下まで行けばシャクナゲも咲いているのかなあと思っていたが、結局最後まで花は見ず仕舞い。しかたがないので横蔵寺のシャクナゲを写真に収めて撤収。
横蔵寺から谷汲山へは、揖斐川コミュニティバスを利用する。本数が少ないことがわかっていたので、時間に間に合うように急いで下りたのだが、いざバス停に付いてもバス待ちのひとがまったくいない。本当に来るのかなあと心配になったが、しっかりと時間どおりに来て乗客約一名を運んでくれた。いやー、山でもひとり、バスでもひとりとは。
参考までにコースタイム。わりと急ぎ。休憩時間は含まない。
谷汲山第一駐車場-(30分)-満願堂-(30分)-奥の院-(30分)-妙法ケ岳山頂-(50分)-シャクナゲ平-(45分)-横蔵寺
| 固定リンク
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 筑波山遠征の写真 4日目(2024.12.12)
- 筑波山遠征の写真 3日目(2024.12.11)
- 筑波山遠征の写真 2日目(2024.12.10)
- 筑波山遠征の写真 1日目(2024.12.09)
- 2024年12月6日 高尾山(599m)(2024.12.07)
「☆☆☆☆」カテゴリの記事
- NOMAD メガロボクス2(2025.03.13)
- 聖女の魔力は万能です(2025.03.11)
- フルーツバスケット The Final(2025.02.28)
- 戦闘員、派遣します!(2025.02.21)
- さよなら私のクラマー(2025.02.12)
コメント