« 石川博品「ヴァンパイア・サマータイム」 | トップページ | Muddy Fox 650Bを注文した »

宇野朴人「天鏡のアルデラミン ねじ巻き精霊戦記 V」

今回はマシューの活躍が目立った。最後がしまらないのは彼らしいけど。敵方ではエルルファイが気になる。鷹匠の民族唯一の生き残りで、その能力を利用して風を読んで艦隊に勝利をもたらしてきた「白翼の太母」。今回はイクタの策略とマシューの機転の前に敗れたけれど、捕虜として生き残っている。この先、再登場がありそうだ。エルルファイの艦隊の構成員が少数民族の寄せ集めという設定も効いてきそうな感じ。
一方、主人公側でもいくつかの動きがあって、最後の大きい話はともかくとして、姫様が嫉妬のためヤトリを遠ざけるようになったり、ハロが実は、とか、イクタ自身も実は、とか。イクタの出自はちょっと唐突で、それを明かすくだりはこのシリーズにしては、説得力が欠けると思わないでもない。しかし、こんな話の転がり方をするとは。せっかく再登場した「不眠の輝将」もなんだか霞んでしまって、もったいないなあ。

|

« 石川博品「ヴァンパイア・サマータイム」 | トップページ | Muddy Fox 650Bを注文した »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

☆☆☆☆☆」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 宇野朴人「天鏡のアルデラミン ねじ巻き精霊戦記 V」:

« 石川博品「ヴァンパイア・サマータイム」 | トップページ | Muddy Fox 650Bを注文した »