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平坂読「僕は友達が少ない 9」

ちょうど「僕は友達が少ないNEXT」を見終わった後に読み始めた。理科と友達になった主人公が隣人部を立て直すことができるのか、といったところで夜空が失踪。と思いきや、小鳩に拾われて小鷹の家に飼われているとは。なんという零落ぶり。これまではせいぜい残念な美少女だったのが、だめっこ動物になってしまっている。その一方で、幸村が激変。普通に女子生徒の制服を着て、生徒会の遊佐と友達づきあいを始めてしまった。夜空に対しては、信じるに値しないといい切ったり、理科に友達かと問われてバッサリ否定したりと、ちょっと怖い。星奈は小鷹のことばにしたがって何とかこれまでどおり隣人部活動を続けているけれど、フラストレーションが溜まっているのがありあり。これは次の巻あたりでひと波瀾ないとは思えない。作者は夜空復活とか書いているけど、そんな話にできるのか。復活にいたる道筋がまったく見えない。

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