« 京極夏彦「西巷説百物語」 | トップページ | 師走トオル「現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと」 »

後藤祐迅「つきツキ! 7」

定番の「恋人のふり」話であるが、お相手がちょっと定番から外れている。なずなの同級生のみーちゃんなのである。何故このセレクトと思わずにはいられないが、このシリーズのキャラクタ構成を見ていると、そもそも恋人のふりをしなければならないような人間関係を持っていそうなのがいないのである。すべては主人公のためにといったキャラ構成だから、対主人公以外の人間関係なんて知ったものかという勢い。いまさらであるが、何という偏った作品なんだろう。で、この「恋人のふり」もまた、主人公のモテ度を増強する役に立っているだけになってそうなのが、またすごい。こんな作品を読んで喜んでいるのもなんだかな~と思わないでもないが、面白く感じてしまうのだから仕方がない。今回はひさしぶりにルナがメインの話があるんだけど、いまひとつインパクトが小さくて、「恋人のふり」を信じてしまった傷心の聖に持ってかれてしまった感がある。ルナってメインヒロインのはずなんだけどなあ。

|

« 京極夏彦「西巷説百物語」 | トップページ | 師走トオル「現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

☆☆☆☆」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 後藤祐迅「つきツキ! 7」:

« 京極夏彦「西巷説百物語」 | トップページ | 師走トオル「現代日本にやってきたセガの女神にありがちなこと」 »