2013年11月23日 己高山(922m)
鶏足寺の紅葉が見ごろを迎えたというので、紅葉見物がてら己高山に登ってきた。
紅葉客用の臨時駐車場にクルマを停めて、民家の間の坂道を登っていくと、古橋バス停に出る。観光客はわりと多いが、山登りの格好をしているひとはひとりもいない。己高庵の脇から登山口へと続く林道に入るとほとんどひとと会わなくなる。思ったより人気が低いのか。仏供谷登山口近くの駐車場にはクルマが2台だけ。こんなんだったら、ここまでクルマで来てもよかったかなあ。どうせ帰りに鶏足寺に寄るんだからと思って下の駐車場に置いてきてしまったのだけれど。
仏供谷登山口からしばらくは一本調子の上りが続く。他の季節ならしんどかったかもしれないが、色づいた木々の写真を撮りながらなので、そんなに苦には感じない。と思っていたのに、実際には肉体への疲労はたまっていて、後になってなんか今日は疲れるなあとか思うことになる。途中、六地蔵というところで小休止。六体の地蔵とバックの紅葉がきれいなところだ。
六地蔵を後にしてまた登り始め、そのうちこのコースではじめての下りが現れ、しばらくすると鶏足寺跡に着く。ここがもともとの鶏足寺ということらしい。麓の鶏足寺は旧飯福寺と書かれているのだがどんな経緯でそう呼ばれるようになったのかはわからない。
鶏足寺跡から上に登る道はどこにあるのかわからず迷ってしまったが、入り口さえ見つけてしまえばあとは迷わない。ただし、道は細くすぐ下が崖になっているので注意が必要である。その道が終わると最後に山頂への直登が待っている。斜度がある上に土が滑りやすくつかまるものもあまりないので、四つんばいに近い登りかたになってしまった。
山頂は森の中の小さな広場といった趣であまり展望は利かない。伊吹山側は見えるが琵琶湖側はさっぱりだ。ここで昼食。じっとしていると寒い。落葉樹はほとんど葉が落ちてしまっている。
帰りは飯福寺登山口へと下りる。途中、いくつか分岐はあるが、案内標識があるので見落とさないようにすれば、問題ない。こちらも下り一本調子。落ち葉が積もってふかふかの登山道だが、そこそこ斜度はあるしその下の地面も滑りやすいので、調子に乗っていると転びそうになる。
飯福寺登山口から先は、石道寺と鶏足寺との間につながっていて紅葉狩りの観光客がどっと増える。山中の紅葉もきれいだったが、ここの紅葉は赤が鮮やかな紅葉である。黄色中心の山中の紅葉とくらべるとグッと艶やか。紅葉見るだけなら、山なんか登っている場合じゃないなあと思ってしまった。
参考までにコースタイム。休憩時間は含まない。
古橋バス停下臨時駐車場-(45分)-仏供谷登山口-(35分)-六地蔵-(40分)-鶏足寺跡-(20分)-己高山山頂-(120分)-飯福寺登山口
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