イクシオン サーガ DT

2012年10月期のアニメの感想。十六本目は「イクシオン サーガ DT」。
最初から最後までずっとバカバカしい話で気楽に眺めているにはいい番組だった。op.もed.もあんなんだし、キャラクター配置も力が抜けているし、変な色気を持たずバカらしさに徹しているところは清清しいほどだ。ただし、それが出来のよさに直結していないのがなんとも。作品そのものが面白いというよりは、あー、またバカなことやってんなあ、みたいな感じで見ちゃうというところがあるんだよね。実際、これ見ててあんまり笑ったっていう記憶もないし。
不思議なのがヒメさんで、どう見ても手抜きにしか思えないキャラクタデザインなのに、回を追うにしたがって可愛く見えてきた。主人公を下僕扱いしつつ、慕っているという難儀なポジションが効いているのかも。