« ひと休み | トップページ | 志瑞祐「精霊使いの剣舞 4 精霊剣舞祭」 »

瀬那和章「好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く」

「レンタル・フルムーン」、「可愛くなんかないからねっ!」が好きだったので、これも買ったんだけど、作風がぜんぜん違っていてびっくりした。こういう恋愛小説も書けるひとだったんだねえ。超自然的な出来事なんか起こらない、まったくの普通の世界で、生きるの死ぬのといったことのないわりと平穏な恋愛が進んでいく。主人公である三姉妹の生活レベルは中流の上くらいの感じで、金銭的な苦労もなさそう。姉妹の仲もよく、人間関係に苦労している節もみられない。平穏すぎて浮世離れしているんじゃないかと思えるような暮らしのなかで、ただ、恋愛に悩んだり胸をときめかせたりする様子が描かれる。なんとなくユーミンあたりの歌を思い出してしまいそうな情景だ。こういうのが好きなひとには向いてるんじゃないかなあ。しらけるひとはとことこんしらけそうだけど。

|

« ひと休み | トップページ | 志瑞祐「精霊使いの剣舞 4 精霊剣舞祭」 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 瀬那和章「好きと嫌いのあいだにシャンプーを置く」:

« ひと休み | トップページ | 志瑞祐「精霊使いの剣舞 4 精霊剣舞祭」 »