八針来夏「覇道鋼鉄テッカイオー 3」
今回はカザンが不調。ルゥランと結ばれ、童子神功を失った後の自らの姿をミャウ=ガーに示唆されたことが、心に影を落としているのだ。そんな折、幼い頃に別れたきりになっている義理の姉ミザカから連絡が入る。懐かしく慕わしい相手からの連絡でカザンは元気を取り戻したかにみえたが、当のミザカはなにやらルゥランに対して含むところがある様子。カザンに対する銀河第一武侠の仕打ちを知れば恨まれて当然ではあるが、あのことは秘密にされているはず。ミザカの敵意の原因は何なのか。
といった感じで、ルゥランとミザカの確執で話は始まるんだけど、終わってみればルゥランが圧倒。ミザカの影はすっかり薄くなってしまった。というか、今回はガザンもアルフェミナもジャックもみんなルゥランに食われてしまったという感が強い。まったく困ったヒロインもいたもんだ。
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