逢空万太「這いよれ! ニャル子さん 8」
元ゲーム機メーカーの開発者で、現たこ焼き屋台をやっているルーヒーのお話。前の巻でハスターと急接近して、何かいい感じになってしまっているふたりだが、ルーヒーもハスターもそれがどんな気持ちなのかわかっていない。ハスターならともかくルーヒーまでとつい思ってしまうのは、外見に騙されている。全然ハスターならともかくなんてことはない。
教育実習生をやったり、たこ焼きを焼きながらハスターとの交流を楽しんでいたルーヒーだが、ある時、何者かに連れられて地球を去ってしまう。あきらかに乗り気でなかったルーヒーが着いて行ってしまったのは、彼女が過去に犯した悪事に原因があるらしいが。といったお話。話の筋だけ書くと意外とまともに思えるが、中身はいつもの「ニャル子さん」だ。しかし、それも飽きてきたというのが正直なところ。そろそろ、シリーズ全体の方向性を見せて欲しいところだ。
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