田尾典丈「ギャルゲヱの世界よ、ようこそ! disc7」
表紙は高橋の初詣バージョンだね。いくつもの世界を渡り歩いた末に主人公がたどり着いた先は、両親が健在で、高橋愛子と恋人同士になっているという世界だった。高橋といえば、ギャルゲヱ由来ではないほとんど唯一の現実キャラ。つまり、この世界の主人公は正真正銘のリア充、ってわけだ。そしてこの世界こそは。みたいな流れで、いよいよ物語も核心に迫りつつある。ライトノベルって、まず設定ありきでその上に乗っかって物語が進んでいくものが多いけれど、このシリーズはその設定の成り立ちにに迫ろうとしているところが頼もしい。「シルバーバレット」のキャラも登場して、そっち側のストーリがどうからんでくるかも楽しみ。
というようなことはとりあえず横に置いといて、この巻に限っていえば高橋ファン歓喜の一冊、っていうことで紹介終わり、でいいんじゃないかな。
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