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すえばしけん「ひきこもりの彼女は神なのです。」

タイトルからはもっとお気楽にぐでぐで過ごすお話を想像していたんだけど、意外にもずいぶんまともなお話だった。これも意外なことに、バトル展開まで用意してあって、ライトノベル的にはうまく盛り込んだなあって感じ。そのくせ盛り過ぎっていうところもないし。手馴れた作者さんだなあと思う。
物語の舞台は神様や怪物が集まった街にある高校。主人公は挫折を経験しているものの、どうしても斜に構えることのできない気性で、神様たちとの寮生活にも正攻法で自分の居場所を確保していこうとする。いっぽうの神様たちは、基本的に人間なんて知ったことではないというのが基本的なスタンス。主人公は完全な人間でないものの、化け物や神様に比べれば非常に脆弱な存在でしかなく、この街で事件に巻き込まれたりしたら、自力での解決は不可能といっていい。にもかかわらず、そういった事件から逃げずに解決に臨む主人公のがんばりが読みどころ。

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